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パソコンの選び方

更新日 2022年2月18日 | 公開日 2021年8月23日

パソコンの選び方のトップ画像
目次
  1. ◆1 パソコンの種類とサイズ
  2. ◆2 OSとOSメーカーのパソコン
  3. ◆3 パソコンメーカー
  4. ◆4 各パーツの解説
    1. ・4-1 CPU
    2. ・4-2 GPU
    3. ・4-3 メモリー
    4. ・4-4 ストレージ (HDD・SSD)
    5. ・4-5 マザーボード
    6. ・4-6 ケース (筐体)
    7. ・4-7 電源・バッテリー
    8. ・4-8 USB・Thunderbolt
    9. ・4-9 有線Lan・無線Lan・Bluetooth
    10. ・4-10 音声出力・入力
    11. ・4-11 カードリーダー・光学ドライブ
    12. ・4-12 ノート・一体型パソコンのモニター
    13. ・4-13 ノートパソコンのキーボード
    14. ・4-14 ノート・一体型パソコンのスピーカーとマイクとカメラ
    15. ・4-15 パソコンの冷却と騒音
  5. ◆5 自分に合ったパソコンの選び方
    1. ・5-1 DELL
    2. ・5-2 HP
    3. ・5-3 Mac
    4. ・5-4 パソコン工房 (iiyama PC)
    5. ・5-5 パソコンの用途と価格と種類について
    6. ・5-6 一般用途
    7. ・5-7 事務作業系
    8. ・5-8 ゲーム
    9. ・5-9 クリエイト(創作・制作)パソコンについて
    10. ・5-10 文章作成
    11. ・5-11 イラスト・漫画
    12. ・5-12 画像編集・写真編集
    13. ・5-13 動画制作
    14. ・5-14 3DCG・3DCAD
    15. ・5-15 音楽制作
    16. ・5-16 プログラミング

1【パソコンの種類とサイズ】

パソコンの種類を大きく分けると【デスクトップ・パソコン】と【ノート・パソコン (ラップトップ・パソコン)】と【一体型パソコン (オールインワン・パソコン)】の3つになります。

デスクトップとノートと一体型の画像
◆デスクトップ
パソコン本体】【モニター(ディスプレイ)】【マウス】【キーボード】が全部バラバラになっています。上の画像ではパソコン本体だけの画像。【モニター・マウス・キーボード】を接続しないと使えません。マウスとキーボードは付属する事が多いですがモニターは別売りになる事が多いです。

◆ノート
パソコン本体・モニター・マウス(タッチパッド)・キーボード】が全部1つの筐体に収められています。何も接続せずに使えます。

◆一体型
パソコン本体・モニター】が同じ筐体に収められ、【マウス】と【キーボード】は別々になっています。【マウス・キーボード】を接続しないと使えません。マウスとキーボードは付属する事が多いです。

またノートと一体型には【スピーカー・マイク・カメラ】も本体に収められています。

一体型はサイズの違い(モニターの大きい・小さい)だけで、基本的に同じ形状をしています。22インチ・24インチ・27インチ・32インチなどのサイズがあります。

ノートと一体型のサイズの違いの画像

ノートは【クラムシェル】【コンバーチブル】【セパレート】の3つの形状があります。

クラムシェル・コンバーチブル・セパレートの画像

クラムシェル】は従来からあるノートパソコンの形状、【コンバーチブル】は360度回転する機構を持った形状(クラムシェルは180度回転まで)、【セパレート】はノートパソコンの上部と下部が分離する形状になります。【コンバーチブルとセパレート】はノートパソコンとしてもタブレットパソコンとしても使えるという事で【2-in-1】とも呼ばれています。 2-in-1はコンパーチブルが主流でセパレートは少数になります。

ノートのサイズはモニターのサイズを表していて【10~13インチのモバイル用】、【14・15インチのスタンダード】、【16・17インチの大型】の3つに分かれます。15インチが標準的なノートパソコンのサイズです。


デスクトップは【小型】【スリム (省スペース)】【タワー】などの形状があります。【タワー】は従来からあるデスクトップパソコンの形状、【スリム】はタワー (ミニタワー)を半分にした様な形状、【小型】は様々な形状がありますが共通点は非常に小さいという事です。

色々なデスクトップの画像

タワーには3つのサイズの【ミニタワー】【ミドルタワー】【フルタワー】があります。上のスリムの事を【スリムタワー】と呼ぶ事もあります。下の画像はスリム・ミニ・ミドル・フルタワーのサイズを比較した画像。比較しやすいようにパソコンの背面の画像になります。

スリムタワー・ミニタワー・ミドルタワー・フルタワーのサイズの画像
◆スリム (スリムタワー)
一般向けのデスクトップと言えばコレ。コンパクトだが拡張性は低い。普通の人にとっては、普通のデスクトップ・パソコンというサイズ感。高さは【330mm前後】。

◆ミニタワー
一般向けのパソコンで拡張性を持たせたのがミニタワー。拡張性を残しつつもサイズを抑えている。普通の人にとっては、ちょっと大きなパソコンというサイズ感。高さは【380mm前後】。

◆ミドルタワー
ゲーマーやクリエイター向けのパソコンに多いのがミドルタワー。拡張性がある。普通の人にとっては、でかいパソコンというサイズ感。高さは【450mm前後】。

◆フルタワー
フルカスタマイズBTOや自作パソコンでないとなかなかお目にかかれない。非常に大きいので自作パソコンをやっている方でもフルタワーを使う人は少数。業務用や趣味のパソコンという感じ。拡張性が凄い。普通の人にとっては、クソでかいパソコンというサイズ感。高さは【550mm前後以上】。

注意点は同じサイズ・拡張性のタワー型パソコンを、Aのメーカーはミドルタワーと紹介していて、Bのメーカーはフルタワーと紹介している事はよくあります。これは【ミニタワー・ミドルタワー・フルタワー】の3つの明確な基準がないためです。特にミドルタワーとフルタワーの境界は非常に曖昧になっています。


その他の形状としては【スティック型パソコン】があります。TVのHDMI端子にさせばTVがパソコンとなり、さらに低価格という理由で人気でしたが、それに代わる【Apple TV】【Chromecast】【Fire TV Stick】が出た事やAndroidが標準で搭載されたTVが出てきたため、スティック型の新製品は現在では非常に少ないです。

インテル製のスティック・パソコンの画像
Apple TV・Chromecast・Fire TV Stickの画像

さらにキーボード内にパソコンを入れた【キーボード型パソコン】や、モニタースタンド内にパソコンを入れた【モニタースタンド型パソコン】などもありますが、基本的に性能は低く拡張性がないためニッチな製品です。

キーボード型パソコンの画像

モニタースタンド型パソコンの画像

2【OSとOSメーカーのパソコン】

OS (Operating System)とはアプリケーションを操作・動作させる、パソコンの根幹のソフトウェアのことです。基本ソフトウェアなどとも呼ばれます。スマートフォンのOSだと【iOS (iPhone)】と【Android】になります。パソコンのOSは【Windows】と【MacOS】の2つがよく使われます。WindowsはMicrosoft、MacOSはAppleが作っています。

どちらのOSでも多少の操作感や作法が違いますが基本的にできる事は同じです。決定的に違うのはMacOSはAppleの製品(MacやMacBookなど)にのみ採用されていて完成度の高いパソコンになっています(ソフトとハードの両方を作っている)。WindowsはOSだけを提供しているので、ハードの部分は様々なパソコンメーカーが作っており、低価格~高価格、超小型~超大型、変わり種のパソコンなど様々なパソコンがあります。

Macの画像

ただ数年前からMicrosoftもハードを作り【Surface】を出しました。「ソフト屋がハードに手を出すと失敗する」という言葉が当てはまり、当初はヤバイ製品もありましたが現在は良い製品も出てきました。

Surfaceの画像

またAndroidを作っているGoogleもパソコン用のOS【ChromeOS】を作り、それを搭載したパソコンが出ています。小型デスクトップ型を【Chromebox】、ノート型を【Chromebook】、一体型を【Chromebase】という名前で販売しています。いずれGoogleもハードを作るかもしれませんが、現在はOSの提供のみです (スマートフォンでは自社ハードのPixelを出している)。

Chromebox・Chromebookの画像

3【パソコンメーカー】

パソコンは多くのメーカーが出しています。以前は電機メーカー製かAppleのMacぐらいしか選択肢はありませんでしたが、自分の用途によりパソコンのパーツを選べる【BTO】(Build to Order)の【DELL】のパソコンが「スペックを選べる+電機メーカーよりも格安」だったため人気が出ました。今ではDELLに【HP】と【Lenovo】を足した3社が大手BTOメーカーで、この3社のシェア率が個人・法人共に凄いです。

BTOの台頭後にPC(パソコン)パーツを販売しているショップもBTOに加わります。【PCパーツ・ショップのBTO】。またツクモ・ドスパラ・PCワンズではPCパーツ・ショップのBTO以外にもフルカスタマイズBTOも行っています。フルカスタマイズBTOとは、PCパーツを全て自分で選び自分で組み立てるのが自作PCですが、PCパーツを全て自分で選ぶが組み立ては代行してもらうのがフルカスタマイズBTOです。「PCパーツ代+組み立て代行料金」がかかります。

1つ上の項目で解説した【AppleのMac】【MicrosoftのSurface】【GoogleのChromebook・Chromebox・Chromebase】は【OSメーカー製】になります。

パソコンには様々なパーツが使われていますが、そのPCパーツを手掛けるPCパーツ・メーカー大手の【ASUS・GIGABYTE・MSI】などからもパソコンが販売されています。【PCパーツメーカー製】。またゲーミングデバイス・メーカーのRAZERからも出ています。【ゲーミングデバイス・メーカー製】。

現在の【電機メーカー製】はパナソニック、NEC、富士通があります。NECと富士通のパソコン事業は色々とあって現在はBTO大手の1つのLenovo傘下です。ソニーのVAIOはソニーから独立しています。東芝のDynabookは色々あって現在はシャープの完全子会社になっています (鴻海傘下)。

まとめたのが下記です。

BTO【DELL】【HP】【Lenovo】
【マウスコンピューター】【EPSON】
PCパーツ・ショップのBTO【iiyama PC】【ツクモ】【ドスパラ】【PCワンズ】
【パソコンSHOPアーク】【Frontier】【サイコム】
OSメーカー製【AppleのMac】【MicrosoftのSurface】
【GoogleのChromebook・box・base】
PCパーツ・メーカー製【ASUS】【GIGABYTE】【MSI】
ゲーミングデバイス・メーカー製【RAZER】
電機メーカー製やその系統【パナソニック】【VAIO】【Dynabook】
【NEC】【富士通】

上記以外にもパソコンで絵を描く人にはお馴染みのワコムからイラスト制作に特化したタブレットPCや、ディスカウントショップのドン・キホーテが激安 (超低性能)のパソコンを出していたりします。


余談になりますが、パソコンには個人モデルと法人モデルの2つが売られている場合があります (DELLとかHPとか)。基本的に個人では個人モデルを購入しますが、個人でも個人事業主としてなら法人モデルを購入する事は可能です。


4【各パーツの解説】

パソコンの各パーツについての知識は、パソコンを購入する上で知っていた方が良いが、ぶっちゃげ知らなくてもオッケーな部分も多いので興味のない方はUSB・Thunderboltの項目から読むか、それも面倒くさい方は自分に合ったパソコンの選び方へ飛んで下さい。

4-1【CPU】

CPUの画像

上の画像はCPUの画像。AMDのボス(リサ・スー)がCPUを見せている画像を見た通り、CPUは非常に小さなパソコンパーツです。

CPU (Central Processing Unit / 中央処理装置)はユーザーが操作(命令)した事を処理します。簡単に解説するとCPUが高性能ならサクサク動くパソコンという事になります。逆に低性能なCPUは処理が遅いためサクサク動かず、いちいち待たされます。また重い処理をさせようとすると止まったと感じるほど処理が遅くなります。なかなかないですが最悪な場合パソコンがフリーズ(停止)します。

高性能なCPUの方が良いですが値段が高いですし消費電力も高くなります。消費電力が高いという事は発熱量も高くなるので高性能なCPUには十分に冷やすための大型の冷却装置が必要になります。そのため筐体(ケース)が大きくなります。 反対に低性能なCPUは値段が安く消費電力も低いため発熱量も低くなり、小型の筐体に収める事が可能です。そして中性能なCPUはその中間という感じになります。

では、どれが良いのか?ですがそれはパソコンの用途で決まります。 3Dゲームをしない人がゲーム向けの高性能なパソコンを買っても性能を持て余してしまいますし(もっと安いパソコンでよかった)、動画編集する人が一般向けで低性能なパソコンを買うと処理時間待ちで編集時間が長くなったり、長くなりすぎて現実的に動画編集ができないという事になります。主な用途別で選ぶCPUについては次の大項目「自分に合ったパソコンの選び方」で解説します。

◆CPUは操作(命令)した事を処理をする装置(PCパーツ)。
◆高性能なCPUは【値段・消費電力・発熱量が高くなり、大きなパソコンになる。】
◆低性能なCPUは【値段・消費電力・発熱量が低くなり、小型化が可能。】
◆中性能なCPUは、その中間。
◆CPUの性能は用途で決める。

CPUメーカーについて。パソコンのCPUは現在【IntelとAMD】の2社が作っています。以前はIntelが圧倒的でしたが現在はAMDが優れたCPUを出したため巻き返している状況です。また【Apple】のパソコン Macは今まではIntelのCPUを使っていましたが、最近【M1】という独自設計のCPUを作り使っています。今後はARMを元にしたM1系のCPUに統一していくため【WindowsはIntelかAMDのCPU】【MacはAppleのCPU】という事になると思われます。

CPUメーカーの画像

次にCPUのスペックの見方について。スペックはCPUの型番を見れば性能(スペック)が分かります。 CPUの型番は【ブランド・グレード・世代・品番・カテゴリー・iGPU】を表しています。この他にもCPUの性能としてはクロック数、キャッシュ量、バススピード、TDP、搭載できるメモリの種類と容量などなどがありますが、型番だけで性能は分かります。そのためクロック数などついては割愛します。AppleのM1は現在はM1のみのため、これも割愛します。

CPUの型番は【Core i9 11900K】や【Ryzen9 5950X】などの英数字の文字列になります。これから、この英数字の見方を見ていきます。型番は下の画像のように、いくつもの項目に分かれています。

Intel デスクトップ11世代Coreの型番の画像

CPUのブランドについてですが、パソコンの用途によってブランド名が決められています。下記はIntelとAMDの主なCPUブランドの一覧。

IntelAMD
サーバー用CPUXeonEPYC
ワークステーション用CPUCore X】【XeonThreadRipper
パソコン用CPUCoreRyzen
低性能パソコン用CPU
(低消費電力パソコン用CPU)
Pentium・Celeron・AtomAthlon

XeonやEPYC】は企業などが扱うサーバー用CPUのブランド名です。基本的に個人のパソコンでは使いません。多数のパソコンからのアクセスを受け取り処理するパソコンがサーバーです。YoutubeやInstagramなどインターネット上にあるコンテンツもサーバー(ウェブサーバー)を使い運用されています。当サイトもサーバーをレンタルして運用しています。

Core XやThreadRipper】はプロやセミプロのクリエイターや研究者、アナリストなどが使うワークステーション用CPUのブランド名です。ワークステーションとは非常に高性能で拡張性も十分にあるパソコンです。業務用パソコンみたいな感じ。ワークステーションは個人でも普通に運用します。3DCGアニメーションや動画編集などをガッツリやっている方に最適なパソコンです。以前、将棋棋士の藤井聡太さんが将棋の研究のためにThreadRipperを搭載したパソコンを自作した、というのは有名です。

CoreやRyzen】は最も普及しているパソコンのCPUのブランド名です。CPUのラインナップも多く【一般向け~ゲーム向け・クリエイター向け】など、けっこうな範囲をカバーしています。パソコンメーカーによっては上位のCoreやRyzenのCPUを搭載したパソコンをワークステーションとして販売している事もあります。

Pentium・Celeron・AtomやAthlon】は安価なパソコンや超省電力パソコン、超小型パソコンなどに使われるCPUのブランド名です。とにかく安いパソコンが欲しい方、バッテリーで長時間運用できるパソコンが必要な方などに適しています。

CPUブランドの画像
◆型番のブランドの部分を見ただけで、だいたいの用途が分かります。

余談ですが各ブランドの読み方を書いときます。
【Xeonはジーオン】【EPYCはエピック】【Core Xはコアエックス】【ThreadRipperはスレッドリッパー】【Coreはコア】【Ryzenはライゼン】【Pentiumはペンティアム】【Celeronはセレロン】【Atomはアトム】【Athlonはアスロン】


CPUのグレードについて。グレードは全てのCPUの型番に付いてはいません。主にグレードがあるCPUは【Core】【Ryzen】になります。Core i3とかRyzen7などのブランド名の後の部分がグレードになります。グレードはランクみたいな物で数字が上の方が上位のCPUとなります。CoreとRyzen共に4つのグレードがあります。

Core i9・Core i7・Core i5・Core i3】【Ryzen9・Ryzen7・Ryzen5・Ryzen3】とあり、Core i9とRyzen9が最上位でCore i3とRyzen3が最下位のグレードになります。

◆型番のグレードの部分で同じブランドでのCPUのランクが分かる。

他にも【Core Xにi9・i7・i5】があり、【PentiumとAthlonにGold・Silver】というグレードがあります。Goldが上位。


CPUの世代について。CPUはだいたい1年ぐらいの周期で更新されていきます。 毎年新しいCPUが出てくるという事です(もちろん10ヶ月や1年半などズレたりはあります)。ですのでCPUは1年毎に1つ世代が上がっていきます。現在Intelは【第11世代のCoreシリーズ】、AMDは【第4世代のRyzenシリーズ】が主力のCPUになります。基本的に同じブランドとグレードだったら新しい世代のCPUの方が高性能になります。 同じRyzen5でも第2世代より第3世代の方が性能が上になる。

CPUの品番について。品番は2桁か3桁の数字で表されます。CPUは同じブランド、同じグレード、同じ世代でも何個もあります。例えば【11世代のCore i5】には【Core i5 11600K】【Core i5 11500】【Core i5 11400F】などがあります(実際はもっとある)。品番もグレードと同じで数字が上の方が上位になります。

CPUのカテゴリーについて。カテゴリーはCPUの特徴を表していて、アルファベットが使われ型番の一番最後に付きます。またカテゴリーはデスクトップのCPU、ノートのCPUと分けられているのでカテゴリーを見ただけでデスクトップのCPUかノートのCPUか分かります。 下は主なカテゴリーをまとめた物。

Intel デスクトップ用CPU
無印スタンダードなCPU。
(無印は何も付いていないって事です)
iGPU⭕
K倍率ロックフリー。
いわゆるオーバークロックが可能なモデル。
iGPU⭕
T省電力。スタンダードより省電力・低発熱。iGPU⭕
FiGPU(CPU内蔵グラフィックス)がないCPU。
スタンダードよりちょっと値段が安い。
iGPU❌
KF倍率ロックフリーかつiGPUがないCPU。iGPU❌
X・XECore XシリーズのCPU。超高性能。iGPU⭕
Intel ノート用CPU
H高性能。ゲームやクリエイター向け。
一部はiGPU強化のモデルがある。
iGPU⭕
HKHモデルでの最上位。ゲームやクリエイター向け。iGPU⭕
U省電力。iGPU⭕
GiGPUを強化したCPU。
CPU性能はHモデルよりも下。
薄型やモバイルのノート向け。
iGPU⭕
NGiGPUを強化したCPU。
GモデルよりCPU性能を少し向上。
薄型やモバイルのノート向け。
iGPU⭕
AMD デスクトップ用CPU
無印スタンダードなCPU。
(無印は何も付いていないって事です)
iGPU❌
X・XT高性能。iGPU❌
G・GEiGPUがあるCPU。iGPU⭕
AMD ノート用CPU
Hゲームやクリエイター向け。iGPU⭕
HXHモデルよりも高性能。iGPU⭕
HSHモデルよりも省電力。iGPU⭕
U薄型やモバイルのノート向け。省電力。
HSモデルより省電力。
iGPU⭕

省電力モデルは性能をダウンさせる事で省電力を実現しているため、スタンダードモデルより性能は下がるが省電力・低発熱なCPUになります。

また上の表にも書いていますが、Intelのデスクトップ用CPUは【F】【KF】モデル以外はiGPU(CPU内蔵グラフィックス)を搭載しています。逆にAMDのデスクトップ用CPUは【G】【GE】モデル以外はiGPUは非搭載です。iGPUについては次の【GPU】の項目で解説します。


最後にCPUの型番のiGPUについて。最近のIntelのノート用CPUで出てきたものでカテゴリーのGモデルにしか採用されていません。そのため【G】と一緒して見ます。iGPUのグレードを表している感じで、現在の所3つあります。

G7上位のiGPU
G4中位のiGPU
G1下位のiGPU

ここからは上記の型番の見方を踏まえて【実際の型番】を見ていきます。

◆【Core i9 11900K】の型番の見方
Intel デスクトップ11世代Coreの型番の画像
・ブランドは【Core】。
・グレードは【i9】で最上位。
・世代は【11】で第11世代のCoreシリーズ。
・品番は【900】。
・カテゴリーは【K】で倍率ロックフリーモデル。デスクトップのCPU。
◆【Core i5 1035G7】の型番の見方
Intel ラップトップ10世代Coreの型番の画像
・ブランドは【Core】。
・グレードは【i5】。
・世代は【10】で第10世代のCoreシリーズ。
・品番は【35】。
・カテゴリーは【G】でiGPU強化モデル。ノートのCPU。
・iGPUの【7】はiGPUのグレード。
◆【Ryzen9 5950X】の型番の見方
Intel デスクトップ4世代Ryzenの型番の画像
・ブランドは【Ryzen】。
・グレードは【9】で最上位。
・世代は【5】で第4世代のRyzenシリーズ。
・品番は【950】。
・カテゴリーは【X】で上位モデル。デスクトップのCPUでiGPUなし。
◆【Ryzen5 4600U】の型番の見方
Intel ラップトップ3世代Ryzenの型番の画像
・ブランドは【Ryzen】。
・グレード【5】。
・世代は【4】で第3世代のRyzenシリーズ。
・品番は【600】。
・カテゴリーは【U】で省電力モデル。ノートのCPU。

AMDの世代について。上で【Ryzen9 5950X】は【5】なのに第4世代Ryzenで、【Ryzen5 4600U】は【4】なのに第3世代Ryzenと、型番の数字と世代の数字が一致していません。 これはRyzenはまずデスクトップ用CPUが発売され、半年ほど後からノート用とデスクトップ用のiGPU付きのCPUが発売されるという周期を繰り返しています。そしてノート用などのCPUは半年後に出たから新しいCPUという感じを出したかったからか、世代の部分を1つ繰り上げるという命名規則にしました。

ただこの命名規則は消費者に混乱をもたらしたという事をAMDも自覚していて、第4世代Ryzenからデスクトップもノートも全部5000番台に統一しました。下にまとめます。

デスクトップ用CPUノート用と
iGPU付きデスクトップ用CPU
第1世代Ryzen1000番台2000番台
第2世代Ryzen2000番台3000番台
第3世代Ryzen3000番台4000番台
第4世代Ryzen5000番台5000番台

CPUのコア数とスレッド数について。以前は1つのCPUには1つのコアでしたが、IntelのCore2 (現在のCoreブランドの1つ前の主力CPUのブランド名)の時に2コアになりました。コア(Core)が2つなのでCore2です。今までは1コアなので処理する人が1人しかいなかった感じですが、2コアになり2人で処理する感じとなり処理速度が約2倍になりました。 それからコア数がどんどん増えていきます。現在のCoreブランドは2コア~10コア、Ryzenブランドは4コア~16コアとなっています。

CPUのコア数の画像

ただ【4コアと8コア】などのコア数が倍違うCPUを比べた時の実際の処理速度は倍になったり、ならなかったりです。 これは8コアをキッチリ全部使うアプリケーション(ソフトウェア)だと倍の性能になりますが、8コアをキッチリ使い切るアプリは多くはないです。ただそれは1つのアプリでの比較で、パソコンのヘビーユーザーは複数のアプリを同時起動させている事が多いです。その場合はコア数が多い方がより多くのアプリをストレスなく扱えます。

CPUのコア数の画像2

注意点は上記の事は同じ世代・ブランドのCPUでの比較の話に当てはまり、例えば【Coreブランドの4コアCPU】と【Atomブランドの4コアCPU】は同じ4コアでもCoreブランドの方が性能は高くなるため、上記の事は当てはまりません。もっと言うと【2コアのCore】と【4コアのAtom】とを比べても2コアのCoreの方が性能が上の場合が多いです。これはCoreはスタンダードなCPUですが、Atomは超省電力のCPUで性能よりも低消費電力に重きをおいたCPUだからです。CPUの中身も違います。例えるなら【普通車のエンジン】と【原チャリのエンジン】を比べている感じになります。

CPUのコア数の画像3

また同じCoreシリーズでも【第6世代の4コア】と【第11世代の4コア】など世代の違う4コアCPUでも性能差は出てきます。 もちろん新しい世代の方が性能が高くなります。中古パソコンなどを購入する際に【Core i7搭載なのに〇〇円!安い!】と宣伝されていても何世代のCore i7か分からない場合は、たいがい古い世代のCore i7です。気を付けましょう。

CPUのコア数の画像4

さらに同じCoreブランドでもデスクトップ用とノート用では、同じコア数でも性能が違ってきます。 ノート用はデスクトップ用よりも省電力設計なので、基本的にはデスクトップ用の方が性能が上になります。

次にスレッド数ですが、これはハイパースレッディングという1つのコアを擬似的に2つのコアにする技術が使われているCPUかどうかが分かります。【4コア】に擬似的に増えた【4コア】を足して【4コア・8スレッド】となります。実際に【4コアのCPU】と【4コア・8スレッドのCPU】では4コア・8スレッドのCPUの方が性能が上がります。ただ倍にはなりません。これも擬似的に増えたコアを上手く使うアプリなら1.6倍ぐらいの処理速度になりますが、実際は1.2~1.4倍といった印象です。

実際にあるコア数の事を【物理コア】、ハイパースレッディングで擬似的に増えたコアの事を【論理コア】と呼びます。表記は【4Core/8Thread】、簡易表記だと【4C/8T】と書かれます。ハイパースレッディング技術を搭載していない場合は【4Core/4Thread】【4C/4T】と表記されます。

◆コア数が多い方が性能が上。ただし同じ世代・同じブランドの場合に限る。
◆同じブランドでも世代が違うと性能も違ってくる。またデスクトップ用とノート用でも違ってくる。
◆ハイパースレッディングという擬似的にコア数を倍にする技術があるが、実際の処理スピードは速くはなるが倍にはならない。

最後に当サイトにあるCPUの簡易的な一覧表はコチラ。


4-2【GPU】

GPUの画像

上の画像はdGPUの画像。NVIDIAのボス(ジェンスン・ファン / 愛称:革ジャン)がdGPUを持っている画像を見た通り、dGPUはけっこうサイズのあるパソコンパーツです。

GPUの解説の前にGPUの種類について書きます。GPUには【dGPU】と【iGPU】の2つがあります。

dGPUとiGPUの画像

dGPU】はdiscreteGPU(個別のGPU)で、グラフィックボード(ビデオカード)という名称の形状をしたGPUです。デスクトップパソコンの拡張スロットと言う部分に装着します。そのためdGPU(グラフィックボード)を装着する事を考慮されたデスクトップパソコン(パソコンケース)なら後からでもdGPUを増設できます。

下の画像は高性能から低性能のdGPUのサイズの比較画像です。ハイスペックが上でNVIDIAのボスが持っているdGPUと同じぐらいの大きさになります。

dGPUの大きさ比較の画像

iGPU】はIntegratedGPU(統合されたGPU)で、CPU内に内蔵されたGPUの事です。CPUに内蔵されているので別途dGPUを追加しなくても映像を映す・動画を再生するなどができ安く収める事ができますが、低性能なので3Dゲームや3DCGはできません(2Dゲームならできる)。ただ最近のiGPUは性能が上がってきて、軽い3Dゲームならプレイできるようになっています。

◆GPUには単体の【dGPU】と、CPUに内蔵された【iGPU】がある。

それではGPUについて解説していきます。GPU (Graphics Processing Unit / 画像処理装置)もCPUと同じくユーザーが操作(命令)した事を処理する装置で、GPUは画像処理に特化しています(CPUは色々な事を処理できます)。最も基本的なGPUの用途はモニター(ディスプレイ)にパソコンの画面を映す出す事ですが、その処理はiGPUで十分です。dGPUが必要となるのは【3D】を扱う場合で、【3Dゲーム・3DCG・3DCAD】などの用途です。

GPUの用途の画像

CPUと同じく高性能なGPUはサクサク3Dを処理するためヌルヌルでゲームをしたり3DCGを制作したりできますが、やはり高性能なGPUは消費電力が高いため発熱量も高くなり、冷やすための大きな冷却装置が必要になります。 それで上の画像で高性能のdGPUは大きくなり、低性能なdGPUは小さくできます。


近年ではGPUを画像処理以外の処理にも活用しようという動きが始まり、それを【GPGPU】と呼びます。GPGPUは動画のエンコード、イラスト制作・画像/写真編集・動画編集でのフィルター処理、音声ノイズの除去、仮想通貨のマイニング、画像認識、ディープラーニング などの事を行えます。このGPGPUの使用用途は日々増えています。

以前は【イラスト制作・画像/写真編集・動画編集】などのクリエイターにはdGPUはほぼ必要ない物したが、現在は必要度の高いパソコンパーツとなりました。もちろんdGPUがなくても行えますがiGPUやCPUでは処理が遅かったりします。

※複数のモニターを使いたい、10bitカラーで出力したいクリエイターは以前からdGPUを使用していました。

GPGPUの用途の画像

GPUもCPUと同様にパソコンの使用用途で、どのGPUにするかが決まります。 主な用途別で選ぶGPUについては次の大項目「自分に合ったパソコンの選び方」で解説します。

◆GPUは画像処理に特化したパソコンパーツ。
◆最近ではGPGPUという画像処理以外の処理も行うようになった。
◆どのGPUにするか?はCPUと同じく用途によって決める。

主なGPUメーカーは【NVIDIAAMDIntel】になります。【NVIDIAはdGPU】【AMDはdGPUとiGPU】【IntelはiGPU】を作っています。Intelは2022年のQ1 (1月~3月)に個人向けのグラフィックス製品(dGPU)の【Intel Arc(アーク)】を出す予定です (Intelは以前にdGPUから撤退していますので再参戦になります)。

Nvidia AMD Intelのロゴ画像

dGPUとiGPUには、それぞれブランド名があります。CPUと同じくブランド名で、だいたいの使用用途やdGPUなのかiGPUなのかが分かります。

NVIDIA(エヌビディア)のdGPUはゲーマー・クリエイター向けの【GeForce】(ジーフォース)とプロクリエイター向けの【Quadro】(クアドロ)の2つがあり、AMDのdGPUもゲーマー・クリエイター向けの【Radeon】(ラデオン)とプロクリエイター向けの【Radeon Pro】(ラデオンプロ)の2つがあります(以前はFire Proがプロクリエイター向けの名称でした)。AMDのCPUは好調ですがdGPUは好調とは言い難く、dGPUはNVIDIAが圧倒している状況です。

dGPUのブランドのロゴ画像

IntelのiGPUは低性能の【Intel UHD】と高性能の【Iris Plus (第10世代Coreシリーズ)】【Iris Xe (第11世代Coreシリーズ)】があり、AMDのiGPUは【Radeon Vegaシリーズ】で、Vega(ベガ)にはいくつかの種類があり数字が大きい方が高性能になります。IntelとAMD共に高性能なCPUには高性能なiGPU、低性能なCPUには低性能なiGPUが内蔵されています。

iGPUのブランドのロゴ画像

ノートパソコンや一体型パソコンでiGPU以上のGPU性能が欲しい場合は、dGPU搭載のノートや一体型を買う事になります。ただ最近【eGPU】という物が出てきました。


eGPUについて。拡張スロットが確保されているデスクトップパソコンなら後からdGPU(グラフィックボード)を増設できますが、ノートパソコンや一体型パソコンには拡張スロットがないので後からdGPUを増設する事はできませんでした。しかしdGPUを外付けの周辺機器とした【eGPU】というものが出てきています。eGPUはexternalGPU (外部GPU)の略。

ノートや一体型とThunderbolt3や4の端子でdGPUを入れたボックスとを接続する事で、ノートや一体型にdGPUをもたらします。もちろんデスクトップとも接続できます(Thunderbolt端子は下で軽く解説します)。拡張性のないパソコンにdGPUを追加できるのが利点ですが、Thunderbolt端子(製品によっては専用端子)が必要なので、全てのノートや一体型に繋げられるわけではありません。あと値段が高いです。 下の画像は【eGPU】をノートパソコンに接続しているイメージ画像。

eGPUの画像
◆GPUは【NVIDIA・AMD・Intel】の3社が主に作っている。
◆GPUにはいくつかのブランドがあり、ブランドで用途やdGPUかiGPUかが分かる。
◆外付けdGPUみたいな周辺機器の【eGPU】がある。

ここからは型番の見方について解説していきます。 まずiGPUはdGPUより簡単です。Intelの場合は【UHD】【Iris Plus】【Iris Xe】の3種類があります。デスクトップのUHDには数字が付きます。UHD630とかUHD750とか、600番台が第10世代のCoreなどに搭載されたUHDで、700番台は第11世代のCoreなどに搭載されたUHDになります。

世代が上の方が基本的に性能が上になります。同じ世代なら数字が高い方が性能が上になります。UHD630よりUHD730の方が性能が上で、UHD600よりはUHD630の方が性能が上となります。ノートのUHDには数字が付かない事が多いです。その場合は第何世代のCoreシリーズかで性能が少し違います。【第11世代CoreのUHD】と【第10世代CoreのUHD】では若干第11世代CoreのUHDの方が性能が良いです。

Iris Plusは第10世代Coreの高性能なiGPUで、Iris Xeは第11世代Coreの高性能なiGPUです。 Iris Xeの方が性能が上になります。

iGPUのブランドのロゴ画像

AMDは【Radeon Vegaシリーズ】の1つだけです。Vegaの後に付く数字で性能が上か下か分かります。【Vega2】や【Vega6】など。型番が同じVega8だった場合、CPUの世代が上の方が若干性能が良いです (クロック数が上がったりしている)。


dGPUの型番はiGPUより複雑ですが、CPUの型番よりは簡単です。【ブランドクラス世代品番接尾辞(サフィックス)】の5つの部分に分かれます。dGPUの品番もCPUと同様に英数字の文字列になります。【GeForce RTX3090】や【Radeon RX6900XT】など。 下の画像みたいな感じになっています。1つずつ見ていきます。

GeForceの型番の見方の画像

ブランドについて。上でも解説しましたがブランド名は、NVIDIAが【GeForce・Quadro】、ADMが【Radeon・Radeon Pro】です。これより以下は【GeForce】と【Radeon】の型番の解説になります。【Quadro】と【Radeon Pro】は業務用dGPUという感じで個人ユーザーとしてはニッチな製品なので割愛します。

クラスについて。以前はNVIDIAだったら【GTX GT GTS GS G 無印】(GTXが最上位で無印が最下位)、AMDだったら【R9 R7 R5】(R9が最上位)という風にクラス分けされていて、そのクラスを見ればおおよその性能が分かりました。ただし現在ではクラスは1つか2つに統一されていて、しかも2つあっても性能差を表すのではなく製品の特徴を表す感じに変わっています。

NVIDIAは【RTXGTX】の2つで、ADMは【RX】の1つです。NVIDIAの【GTX】は今後はなくなり【RTX】1つになると思われます(新たなクラスが出るかもしれませんが)。

RTXとGTXの違いはRTXにはRTコアという新たなコアが搭載されています。RTコアがあると【光の表現がさらに繊細になる】感じです。RTコアの効果が劇的だったためNVIDIAは何年も続いていた【GTX】をやめ【RTX】に変更しました。下の動画はマインクラフトでのRTコアの有無の比較動画。

AMDは【RX】の1つなので【RX〇〇】とあればAMDのdGPUだなと判別できるだけとなっています。


世代について。CPUの世代は【第〇〇世代】という表現でしたが、GPUは【900番台】【1000番台】【5000番台】という表現をします。 例えば【GTX980はNVIDIAの900番台の世代のGPU】、【RTX2060はNVIDIAの2000番台の世代のGPU】、【RX5700はAMDの5000番台の世代のGPU】という風になります。数字が上の方が世代が新しいです。

品番について。品番の数字が高ければ高いほど高性能なGPUになります。 また品番の数字は慣例的にもなっていてNVIDIAだと【90がウルトラハイエンド】【70がアッパーミドル】【50がローエンド】という感じでなっています。AMDだと【900がウルトラハイエンド】【700がアッパーミドル】【500がローエンド】となります。例を出すと【RTX3090】はウルトラハイエンド、【RX6700】はアッパーミドルという具合です。下記は現在の品番のグレード表。

性能NVIDIAAMD
ウルトラハイエンド90900
ハイエンド80800
アッパーミドル70700
ミドルレンジ60600
ローエンド50500

接尾辞(サフィックス)について。世代と品番が同じGPU間での性能差を表します。【RTX3070Ti】と【RTX3070】の場合【RTX3070Ti】の方が性能が上です。この【Ti】の部分が接尾辞となります。また【Super】という接尾辞もあります。

NVIDIAの場合は、【無印】【Super】【Ti】の順で上位のGPUになります。AMDの場合は、【無印】【XT】の順で上位のGPUになります。


ここからは上記の型番の見方を踏まえて【実際の型番】を見ていきます。

◆【GeFroce RTX3080Ti】の型番の見方
GeForceの型番の見方の画像

・ブランドは【GeForce】。
・クラスは【RTX】。
・世代は【3000番台】。
・品番は【80】でハイエンド。
・接尾辞は【Ti】。
◆【Radeon RX6800 XT】の型番の見方
Radeonの型番の見方の画像

・ブランドは【Radeon】。
・クラスは【RX】。
・世代は【6000番台】。
・品番は【800】でハイエンド。
・接尾辞は【XT】。
GeForceの【LHR】について。GeForceの【RTX3060Ti】【RTX3070】【RTX3080】には【LHRモデル】があります。LHRは「Lite Hash Rate / ライト・ハッシュ・レート」の略で、LHRモデルとは仮想通貨のマイニングの処理能力(ハッシュレート)を抑えられたモデルになります。【RTX3060Ti LHR】などです。マイニング能力は抑えられていますがゲームやクリエイトでの処理能力はLHRモデルでない物と同等なのでマイナー以外のゲーマーやクリエイターの方は気にしなくてオッケーです。

最大画面数について。現在のdGPUやiGPUは最大3~4台のモニター(ディスプレイ)と接続して3~4画面にする事ができます。 注意したいのはiGPUで、iGPU自体が3画面に対応していてもパソコンに映像端子が2つしかなかったら2画面までとなります。またノートパソコンや一体型パソコンは、すでに1画面使っている状態です。

画面数の画像

さらに6画面や8画面にしたい場合はdGPU(グラフィックボード)を2台搭載するか、多画面に特化したdGPUを搭載すれば1台のデスクトップパソコンでも可能です。多画面だけなら安いdGPUを2台搭載する方が安上がりになります。


映像端子について。パソコンの映像端子は【HDMI・DisplyaPort・DVI・D-Sub・USB Type-C】があり、現在はHDMIとDisplayPort、USB Type-Cが主流です (USB Type-CはDP Alt Modeに対応が条件です)。 詳しくは【ゲーミングモニターの選び方】の接続端子の項目で解説しています。 また【Thunderbolt】もUSB Type-Cのように映像端子として使えます。

映像出力の画像

最後に当サイトにあるGPUの簡易的な一覧表はコチラ。


4-3【メモリー】

メモリー(Memory)は記憶装置の1つですが写真や動画を保存する記憶装置(ストレージ)とは違い、CPUが処理(計算)するのに必要な情報を記憶するパソコンパーツです。 メインメモリーとも呼ばれます。

メモリーにはデスクトップパソコン用とノートパソコン用があり【形状】が違います。下の画像の【DIMM】がデスクトップ用で、【SO-DIMM】がノート用になります。SO-DIMMの方が小型です。

デスクトップ用・ノート用のメモリーの画像

その他にメモリーには【世代】【速度】の違いがあります。世代は数年に1回上がっていきます。【DDR】【DDR2】【DDR3】と来て、現在の主流は【DDR4】です。2021年末~2022年のどこかで新しい世代の【DDR5】が出る予定です。

値段の高いメモリーは速度が速いですが、同一世代のメモリーだと速度の違いは顕著にはでません。もちろん速度の速いメモリーの方がCPUの処理が速くなりますが、体感できるほどの速度差はないです。ですのでこだわりのある方だけが高級メモリーを搭載する感じになります (めちゃくちゃ重い処理などだと少し体感できたりするため)。

メモリーの【形状】【世代】【速度】と見てきましたが、パソコンを買う時に気を付ける事は【容量】です (自作PCの場合はちゃんと形状・世代・速度も考えて選ぶ)。パソコンに搭載されるCPUで自動的にメモリーの【形状】【世代】【速度】は決まるため選べません (速度は幅があるので選べる場合もありますが普通は選べません)。選べるのは【容量】になります (容量も選べないパソコンもあります)。

では実際にどのぐらいの容量が必要なのか?はパソコンの使用用途により変化します。 一般用途や事務用途なら【4GB~16GB】、ゲーム用途なら【8GB~32GB】、クリエイト用途なら【8GB~128GB】という風になります。容量に幅があるのは同じ一般用途でもブラウザのタブを10タブ前後に収める人と50~100タブ開く人では違ってくるためです。ゲームなども軽いゲームなのか重いゲームなのかで変わってきます。

使用用途別メモリー量の画像

ちなみにメモリーの容量が足らなくなると本来メモリーが記憶する事をストレージに記憶させます(仮想メモリー)。メモリーとストレージの速度は大幅に違うので、ストレージの速度が遅くネックとなりCPUの処理も遅くなります。この場合はメモリーの容量を増やせば解決します。また十分にメモリーが足りているのにメモリーの容量を倍などに増やしてもCPUの処理速度は全く変わりませんので気を付けて下さい。

◆メモリーには【形状】【世代】【速度】【容量】の違いがある。
◆パソコンを買う時はメモリーの【容量】に気を付ける。
◆メモリーの【容量】は使用用途によって必要量は変わる。

4-4【ストレージ(SSDとHDD)】

ストレージ (Storage)は記憶装置の1つで写真や動画、アプリのデータなどを保存するパソコンパーツです。 パソコンに内蔵されるストレージは【3.5インチのHDD】【2.5インチのSSD】【M.2のSSD】(NVMeのSSD)の3つがあります。以前は【2.5インチのHDD】もありましたが現在では製品数は非常に少なくなっています。

3.5インチのHDD】【2.5インチのSSD】はケーブルを使いマザーボードと接続します。【M.2のSSD】はdGPUやメモリーなどと同じくマザーボードに直で接続(装着)します。

HDD】(ハード・ディスク・ドライブ)はCDやBDの様な円盤の記憶媒体がいくつか搭載されていて円盤が回転し読み込み書き込みします。【SSD】(ソリッド・ステート・ドライブ)はSDカードやUSBメモリーと似た半導体を記録媒体とし読み込み書き込みします。HDDは円盤が回転駆動しますが、SSDは駆動する部分がないため静かで物理的な耐久力も上です。下表はHDDとSSDの特徴。

HDDSSD
速度 (読み込み・書き込み)遅い速い
容量 (記録できる容量)多い少ない
価格安い高い
耐久性 (物理的な)低い高い
駆動音がする無音

2.5インチのSSD】と【M.2のSSD】について。M.2のSSD(NVMe)の方が速度が速いですが価格が高く、また発熱するため場合によっては冷却装置が必要になります。2.5インチのSSDは速度は遅い(HDDよりは速い)ですが価格は安く、冷却装置が必要なほど発熱はしません。

現在はSSD(M.2のSSD)が主流です。 一般向けのパソコンはSSDのみというのが多いです。オプションなどでHDDを追加できる場合もあります。ゲーム向けやクリエイター向けはSSD+HDDという構成が多いです。SSDのみというのもあります。ゲーマーやクリエイターでヘビーユーザーの場合はSSDを2台以上搭載したりもします。

注意点はSSDのみの場合は256GBや512GBと容量が少ない事が多いため、写真・音楽・動画などを大量に保存する人は外付けのHDDやNASを用意する必要が出てきます。もし大量にデータを保存すると、はじめから分かっている場合はSSD+HDDのモデルを選ぶと良いでしょう(もちろん外付けのHDDなどでもオッケーです)。

外付けHDDとNASの画像
◆ストレージには【3.5インチのHDD】【2.5インチのSSD】【M.2のSSD】の3つがある。
◆主流はSSDだが、大量にデータを保存する場合はSSD+HDDというパソコンを選ぶか、外付けのストレージを使用する(クラウド・ストレージという選択肢もある)。
◆ゲーム向けやクリエイター向けにはSSDを複数搭載するパソコンもある。

4-5【マザーボード】

マザーボード(Mother Board)は電子回路基板の1つで、パソコン用の電子回路基板がマザーボードになります。メインボードと呼ばれる事もあります。このマザーボードに【CPU・メモリー・ストレージ・dGPU・電源】などを接続し、【ケース(筐体)】に収めるとパソコンの出来上がりです。 下の画像はマザーボードと各パーツを接続(装着)する部分を表した画像。他にも冷却ファンやLEDなどを接続する部分もあります。

マザーボードと各パーツの接続の画像

マザーボードには、いくつかの規格があり大きさなどが決まっています。マザーボードの規格の事をフォームファクターと呼びます。マザーボードのフォームファクター(規格)でパソコンの大きさと拡張性が決まり、単純に【大きければ拡張性があり】【小さければ拡張性が少ない】となります。 下は主なマザーボードのフォームファクターの画像。

マザーボードのフォームファクターの画像

各フォームファクターで何が違ってくるのか?ですが【拡張スロットの数・メモリースロットの数・M.2スロットの数】などが違ってきます。大きければ拡張スロットにdGPU、ビデオキャプター、オーディオカード、USB端子などを増やす拡張カードなど色々と装着する事ができ、パソコンでできる事が広がります。

またメモリーも大きいと4枚装着できますが、小さいと2枚だけや、M.2のSSDも大きいと2~3枚、小さいと1枚などとなります。ただ搭載できるCPUには差はありません。小さくても高性能なCPUを搭載する事は可能です(冷却の問題がありますが)。

フォームファクター特徴拡張スロット数
ATX完成品のパソコンや自作PCでよく使われる。
大きいが拡張性はある。
7つ
Micro-ATX完成品のパソコンや自作PCでよく使われる。
拡張性もそこそこあり、程よく小さい。
最も普及している。
4つ
Mini-ITX自作PCで小型パソコンを作る時に使われる。
小さいが拡張性は乏しい。
1つ
Extended-ATXワークステーションなどの超高性能パソコン用。
拡張性は非常に高い。
7つ以上
(製品による)
Mini-DTX自作PCでもニッチなフォームファクター。2つ

マザーボードにはチップセットという集積回路(IC)が搭載されています。詳しくは書きませんが、このチップセットの種類によって搭載できるCPUやメモリーが決まります。逆に言うと第〇〇世代のCPUはそのCPUに適合したチップセットを搭載したマザーボードでないと動かないという事です。要はCPU・メモリー・マザーボードはセットで考える感じです。

ただ完成品のパソコンを買う場合はマザーボードを選ぶ事は、ほぼないです (フルカスタマイズのBTOなら選べる・自作PCならさらに選べる)。CPUとパソコンのサイズを選べば自動的にマザーボードは決まります。ですので完成品パソコンを買う場合はマザーボードは気にしなくてオッケーとなります。

ノートパソコンや一体型パソコンについて。これまで解説してきた事はデスクトップパソコンのマザーボードについてです。ノートや一体型のマザーボードはメーカー独自のフォームファクター(規格)になります。 もっと言うと同じメーカーのノートでも製品が違うとフォームファクターも違います。また【DELL・HP・Lenovo】のデスクトップパソコンも各メーカー独自のファームファクター(規格)な事が多いため、パーツを流用したりする事が難しいです。さらにMini-ITXよりも小さな超小型のパソコンも独自のフォームファクターになります。

◆マザーボードは様々なパソコンパーツを接続(装着)させるパソコンパーツ。
◆フォームファクターによって大きさや拡張性が決まる。
◆完成品パソコンを買う場合はマザーボードの事は気にしなくてオッケー。
◆ノートや一体型は独自のマザーボードを使っている。
◆【DELL・HP・Lenovo】のデスクトップも独自のマザーボードを使っている事が多い。

4-6【ケース (筐体)】

デスクトップパソコン】のケース(筐体)の大きさや形状はマザーボードのフォームファクターに合わせた物になります。【ノートパソコン・一体型パソコン】は、モニター(ディスプレイ)のサイズで筐体サイズが決まります。【超小型パソコン・スティックパソコン】は各製品毎のケースの大きさや形状になります。

パソコンの種類パソコンのケース(筐体)
小型パソコンMini-ITXが入るサイズのケース。
メーカー独自のサイズの場合もあります。
スリムタワー
ミニタワー
Micro-ATXが入るサイズのケース。
ミドルタワーATXが入るサイズのケース。
フルタワーExtended-ATXが入るサイズのケース。
メーカーによってはATXサイズでも
フルタワーと呼ぶ場合があります。
ノートパソコンモニターのサイズで決まる。
(独自のフォームファクター)
一体型パソコンモニターのサイズで決まる。
(独自のフォームファクター)
超小型パソコン製品により変わる。
(独自のフォームファクター)
スティックパソコン製品により変わる。
(独自のフォームファクター)

【ケース(筐体) = パソコンの種類】になるので、これは欲しいパソコンを選ぶ感じです。 ただ小さなパソコンは低性能になりがちで拡張性は乏しくなり、大きなパソコンは低性能~高性能と幅広く選べ拡張性があります。


拡張スロットの【フルハイト】と【ロープロファイル】について。デスクトップパソコンにある拡張スロットはグラフィックボード(dGPU)、ビデオキャプターボード、USB端子を増やす拡張カードなどをパソコンに取り付けパソコンでできる事を増やしてくれる便利な物ですが、拡張スロットには2種類あります。

フル・ミドル・ミニタワーのパソコンの拡張スロットは標準サイズで【フルハイト】と呼ばれます。スリム(省スペース)パソコンの拡張スロットはフルハイトの約半分ぐらいのサイズで【ロープロファイル】と呼ばれます。

フルハイトの拡張カードはロープロファイルの拡張スロットには装着できず、ロープロファイルの拡張カードはフルハイトの拡張スロットには装着できません。 拡張カードの多くはフルハイトばかりなので、色々と拡張カードを装着する予定があるならフル・ミドル・ミニタワーのパソコンを選んだ方が良いです。ただロープロファイルの拡張カードもそこそこあるためスリムケースでも拡張できない事はないです。下の画像はミニタワーのパソコンとスリムパソコンの背面画像。

拡張スロットの画像1

下の画像はグラフィックボード(dGPU)の拡張スロット部分の比較画像。

拡張スロットの画像2

ロープロファイルの拡張カードは端子の部分の金具を付け替える事でフルハイトに対応する事ができ、両方に対応した製品は多いです。

拡張スロットの画像3

拡張スロットはデスクトップパソコンだけが対応しています。ノートパソコン、一体型パソコン、超小型パソコン、スティックパソコンなどには拡張スロットはありません。 このためデスクトップには拡張性があると言われます。

◆拡張スロットには【フルハイト】と【ロープロファイル】の2つがある。
◆ロープロファイルの拡張カードは【フルハイト】と【ロープロファイル】の両方に対応した製品が多い。
◆ノート、一体型、超小型パソコン、スティックパソコンには拡張スロットはない。

4-7【電源ユニット・バッテリー】

パソコンの電源ユニットはコンセントから供給される電力を各パーツ毎の電力に変換します。パソコンの各パーツ【マザーボード、CPU、dGPU、ストレージ、光学ドライブ、冷却ファン】などは使用する電力がそれぞれ違うため、電源ユニットが適切な電力に変換する感じです。 また高性能なCPUやdGPUは非常に電力を食うためワット数の高い電源ユニットが必要になります。バッテリーはノートパソコン特有ですが役割は電源ユニットと同じです。

完成品のパソコンを買う場合は電源を選ぶ事は、ほぼできないので気にしなくてオッケーな部分になります (PCパーツショップのBTOやフルカスタマイズBTOなら選べる場合があります)。バッテリーもほぼ選べませんが、バッテリーの容量を選べる事はあります。


電源ユニットにも規格があり大きさ・形状が決まっています。

電源ユニットの規格の画像
電源の規格用途
ATX電源最もスタンダードな電源。
タワーケースはほぼこれ。
SFX電源コンパクトなパソコンに採用される事がある。
TFX電源スリム(省スペース)パソコンはコレ。
FlexATX電源自作PCでもあまり使用されない。
ACアダプターノート、一体型、小型のパソコンはコレ。

注意点は【DELL・HP・Lenovo】のパソコンは独自規格の電源を使用する事が多いため上記の電源を使用できません。 グラフィックボード(dGPU)を増設するにあたり、ワット数の高い電源も同時に換装する場合に【DELL・HP・Lenovo】だと適応する電源が売られていないので詰む事があります。PCパーツショップ系のBTOだと上記の電源を使っています。


80 PLUSについて。電源ユニットには【80 PLUS】という電源変換効率を表すランクがあります。電源変換効率とは、例えばパソコンが100W必要な時、コンセントからは120Wぐらいの電力が供給されます。これは電源ユニットは100%の効率で電力を供給できず途中で損失を起こしてしまうためです。 そのため100Wの場合は20W損失してしまうから120W供給する事になる、という具合になります。

この電源変換効率をランク付けしたのが【80 PLUS】認証です。下はロゴと実際の効率を書いた表です。電源負荷率といのは600Wの電源の場合は負荷効率が【20%は120W】【50%は300W】【100%は600W】で電力を供給している、という事です。

80 PLUSの画像
ランク電源負荷率
20%50%100%
80 Plus スタンダード80%80%80%
80 Plus ブロンズ82%85%82%
80 Plus シルバー85%88%85%
80 Plus ゴールド87%90%87%
80 Plus プラチナ90%92%89%
80 Plus チタニウム92%94%90%

気を付ける点は電源変換が良いというだけなので品質が良いとイコールにはなりません。 とは言え高い80 PLUSを取得している電源は品質も高い傾向にはなっています。品質が良い電源は使っている部品や設計が良いため高耐久になります (長年使える)。

◆電源ユニットやバッテリーは、パソコンの各パーツに電力を供給するのが役目。
◆完成品のパソコンの場合、電源は選べない事が多い。
◆バッテリーも選べない事が多いが、バッテリーの容量は選べる事がある。
◆電源ユニットには規格があるが【DELL・HP・Lenovo】は独自規格を採用している。
◆電源ユニットには80 PLUSというランクがある。

4-8【USB・Thunderbolt】

USBのバージョンにより性能差はありますが、パソコンには必ずUSBが搭載されていて様々な周辺機器を接続可能です。 USBについては詳しく知りたい方は【USB規格まとめ 】のページへ。

Thunderbolt (サンダーボルト)はUSBと同じような物です。端子はUSB Type-Cを使うため端子を見ただけではUSB-CなのかThunderboltなのか分かりません。後発ですのでThunderboltの方が性能は上ですがThunderboltが搭載されているパソコンは多くはないです。ThunderboltとUSBは互換性があります。

USB端子の画像

デスクトップパソコンはケースに余裕があるためUSBを多数搭載しています。ノートパソコンや一体型パソコンは筐体に制限があるためUSBの搭載数は少なくなります。ただUSBの数は【USBハブ】や【ドッキングステーション】 (多機能なUSBハブ的な製品で映像端子や有線Lan端子、カードリーダーなどを搭載している)を使えば増やす事はできます。

USBハブとドッキングステーションの画像

USBの表記について。USBは同じ【USB3.0】でも【USB3.1 Gen1】や【USB3.2 Gen1】と表記される事があり非常にややこしいです。当サイトでは分かりやすくするために、いくつもあるUSB3.x系については実行速度を表記する事にしています。

USB3.xの種類当サイトの表記
Type-A端子のUSB3.0
(USB3.1 Gen1)
(USB3.2 Gen1)
USB-A (5Gbps)
Type-C端子のUSB3.0
(USB3.1 Gen1)
(USB3.2 Gen1)
USB-C (5Gbps)
Type-A端子のUSB3.1 Gen2
(USB3.2 Gen2)
USB-A (10Gbps)
Type-C端子のUSB3.1 Gen2
(USB3.2 Gen2)
USB-C (10Gbps)
Type-C端子のUSB3.2 Gen2x2USB-C (20Gbps)

4-9【有線Lan・無線Lan・Bluetooth】

有線でインターネットに接続する【有線Lan】はデスクトップや一体型には標準で搭載されている事が大半ですが、ノートには搭載されていない製品が多いです。

有線Lanの通常の速度は【1Gbps】ですが値段の高いパソコンには【2.5Gbps】や【10Gbps】の高速な有線Lanが搭載されている事があります。逆に値段の安いパソコンでは【100Mbps (0.1Gbps)】の低速な有線Lanを搭載する事があります。


無線でインターネットに接続する【無線Lan (Wi-Fi)】はノートパソコンでは標準で装備されています。デスクトップ・一体型のパソコンにも搭載されている事は多いですが、搭載されていない事もあります。Wi-Fi (ワイファイ)にはバージョンがありバージョンが上がるにつれ速度が上がります。

バージョン速度
Wi-Fi 69.6Gbps
Wi-Fi 56.9Gbps
Wi-Fi 4600Mbps
(0.6Gbps)

ノートパソコンの中には4G (第4世代移動通信システム)を利用できる製品があります。 ざっくり説明するとスマートフォンに挿入するSIMカードをノートパソコンに挿入すればスマートフォンの通信回線(4G)を使用し通信が可能となります。Wi-Fiのない外での環境でもインターネットを使う事が可能となります。主にモバイル用途のノートパソコンが対応しています。通常は通信のみのSIMカードを契約しノートパソコンに挿入します。


無線でパソコンと色々なデバイス(マウスやイヤフォンなど)との接続や、パソコンとスマートフォン間でのデータのやり取りを実現させる【Bluetooth】はノートと一体型には標準で搭載されています。デスクトップも多くの製品で搭載されていますが、未搭載の製品もあります。Bluetoothについて詳しく知りたい方は【Bluetooth規格まとめ 】のページへ。


有線Lan・無線Lan・Bluetooth】はUSB接続での外付け製品があるため搭載されていない場合は、これらを使えば代用可能です。

4-10【音声出力・入力】

音声出力・入力は有線の【スピーカー・ヘッドフォン・イヤフォン・マイク・ヘッドセット】を接続する端子になります。端子は3.5mmのミニプラグになります。音声出力・入力は、ほぼ全てのパソコンに搭載されています。

音声出力・音声入力の画像

デスクトップパソコンのフロント(前面)やトップ(上面)の音声端子、ノートや一体型のパソコンの音声端子は【スピーカー・ヘッドフォン・イヤフォン・マイク・ヘッドセット】の全てに対応していて(4極ミニプラグ)、デスクトップパソコンのリア(背面)にある音声端子は1つ1つ独立した物になり(3極ミニプラグ)、ステレオの2ch以外にも【5.1chや7.1chのリアルサラウンド】に対応したパソコンもあります。

これもUSB接続などでの外付けの周辺機器があります。DAC (リスニング用・ゲーム用)やオーディオインターフェイス (音楽制作用)などと呼ばれる周辺機器です。

DAC・オーディオインターフェイスの画像

4-11【カードリーダー・光学ドライブ】

SDカードなどの読み込み・書き込みに使う【カードリーダー】はデスクトップ、ノート、一体型ともに標準で付いている事が多いです。ただし小型のノートは【SDカード】ではなく【microSDカード】になる事が多いです。

CDやDVD、BDの読み込み・書き込みに使う【光学ドライブ】は、最近はデスクトップでも付いていない事があります。ノートや一体型には付いていない事の方が多いです。定額の音楽・動画配信の出現で光学メディア(CD・DVD・BD)の利用が減った事、アプリも光学メディアではなくダウンロードが主流になった事、またOSのインストールもUSBメモリーで行えるようになるなど光学メディアの必要性が激減したためです。

ただ【カードリーダー】や【光学ドライブ】もUSB接続での外付け製品があるため、それで代用可能です。

4-12【ノート・一体型パソコンのモニター(ディスプレイ)】

ノートパソコンや一体型パソコンには【モニター】(ディスプレイ)が備わっています。サイズの違いで大きく分かれます。

サイズ用途
10~13インチノート。モバイルに適したサイズ。
14・15インチノート。スタンダードなサイズ。
16・17インチノート。大型サイズ。ゲームやクリエイト向け
22インチ一体型。小型サイズ。
24インチ一体型。スタンダードなサイズ。
27インチ一体型。ちょい大きめサイズ。
32インチ一体型。大型サイズ。

解像度は【FHD】が主流で高級な物は【4K】、また【3:2】などの独自の解像度のノートパソコンもあります。ゲーム向けは高リフレッシュレートのモニターが採用されていて、クリエイト向けは解像度や色域の広いモニターが採用されています。

一体型には、パソコンとして使えるだけでなくモニターとして使える製品もあります。【映像入力】のある製品がそれで、他のパソコンやゲーム機と映像端子で接続すると、他のパソコンやゲーム機のモニターとして使えます。

4-13【ノートパソコンのキーボード】

ノートパソコンには【キーボード】が備わっています。テンキー付きの【フルキーボード】とテンキーなしの【テンキーレスキーボード】の2つがあります。テンキー (10キー)とは、キーボードの右側にある電卓のような【0~9】の10個の数字が集まった部分。小型ノートはテンキーレスキーボード、中型はどちらもあり、大型はフルキーキーボードが多いです。

フルキーとテンキーレスの画像

4-14【ノート・一体型パソコンのスピーカーとマイクとカメラ】

ノートと一体型には【スピーカー・マイク・カメラ】も備わっています。スピーカーは音声の再生、マイクはヴォイスチャットなどで、カメラはビデオチャットなどで使用できます。高級なパソコンほど良い物を搭載していますが、単体でのスピーカー・マイク・カメラには劣ります。おまけで付いている程度に捉えた方が良いです。デスクトップパソコンにはスピーカー・マイク・カメラは備わっていません。


4-15【パソコンの冷却と騒音】

パソコンには発熱するパーツがあります。【CPU・GPU・メモリー・ストレージ・電源ユニット】がそれで、特に発熱するのがCPUとGPUで冷却装置が必須になります。M.2のSSD(NVMe)とメモリーも高性能な製品だと冷却装置を付けた方が本来の性能を発揮できます。

この冷却装置もPCパーツショップのBTOやフルカスタマイズのBTOなら、いくつかの製品の中から選べたりしますが、その他だと選ぶ事ができないのが普通です。またノートパソコンや一体型パソコンは冷却装置を選ぶ事はできません。ですので通常は冷却装置については気にしなくてオッケーな部分になります。


CPUは【CPUクーラー】をCPUと密着設置し冷却します。【空冷・簡易水冷・本格水冷】の3つがあり空冷が1番メジャーです。簡易水冷も人気で、本格水冷は自作PCでやる方がいる感じです (手間とお金がかかるためやる人は少ない)。

CPUクーラーの画像

空冷と簡易水冷ともにファンの風を使い冷やします。空冷はヒートシンクという金属の部分にCPUの熱を通し、そこにファンの風が当たり冷やす仕組みです。簡易水冷はCPUの熱で温められた水 (冷却液・クーラント液)がラジエーターへ行き、ラジエーターでファンの風を使い冷却液が冷やされ、冷やされた冷却液がまたCPUの部分に行き、また温められ、を繰り返し冷却します。簡易水冷は冷却液を循環させるためにポンプを使用しています。

冷却性能は簡易水冷の方がありますが、それは36cm級の大型の簡易水冷で、24cmや12cmの簡易水冷だと高級な空冷の方が冷えたりします。簡易水冷は長年使用していると冷却液が蒸発していき冷却性能が下がるため、新品に取り替えるか冷却液を補充できる簡易水冷の場合は補充します。空冷は長年使用していると埃がヒートシンクに付着していき冷却性能が下がります。1年に1回ほどブロアーなどで埃を吹き飛ばすと良いです。またIntelとAMDのCPUを単体で買った場合は基本的に空冷のCPUクーラーが付属してきます。


GPU(グラフィックボード・dGPU)の冷却装置ははじめから付いています。 CPUに内蔵されているiGPUはCPUと一緒にCPUクーラーで冷却されます。グラフィックボードの冷却は空冷が最も多いです。性能が高いほど発熱するので高性能は3つ、中性能は2つ、低性能は1つ冷却ファンが付いています。簡易水冷や本格水冷もありますが、やっている方は少ないです。

dGPUの大きさ比較の画像

高性能なメモリーには【冷却装置(ヒートシンク)】が付いています。またさらに冷却したい場合は【メモリー用のファン】もあります。ただ普通は冷却装置なしのメモリーでオッケーです。 メモリーをオーバークロック (OC)する方がヒートシンク付きのメモリーやメモリー用のファンを導入する感じです。

メモリーの冷却の画像

M.2 SSD(NVMe)も発熱するため【冷却装置(ヒートシンク)】を付ける事があります。通常は別途ヒートシンクを用意しますが、はじめからヒートシンクが付属した製品もあります。M.2 SSDの場合は発熱すると性能が低下するため冷却した方が本来の性能を発揮できます。 中級・高級なマザーボードにはM.2 SSD用のヒートシンクが付属しています。

メモリーの冷却の画像

電源ユニットはグラフィックボードと同じく、はじめからファンが付いています。

電源ユニットの冷却の画像

パソコンの騒音について。パソコンの冷却にはファンを使うため、どうしてもファンの駆動音がします。高性能なCPUやGPUの場合は発熱量も高いので、大きな冷却装置を付け高回転でファンを回すためファンの駆動音は大きくなります。またノートパソコンで高性能なCPUとdGPUを搭載している場合も騒音が凄くノートパソコンと接地している手首などが熱くもなります。

さらに冷却用のファンではなく、パソコンケース(筐体)には冷たい空気をパソコン内に送る吸気ファンと、パソコン内の温まった空気を外に追い出す排気ファンが付いています (低性能のパソコンの場合は排気ファンだけというのも多い)。そのためパソコンと騒音は切り離せません。静音ケースや静音ファン、低性能なパソコンならファンレス(ファンがない)パソコンもありますが、基本的に起動中のパソコンは音が出します。HDDの駆動音もあります。


熱の影響について。パソコンが壊れる原因の1つに【】があります。発熱源である【CPUやGPU】自体は100度いっても壊れませんが周辺の部品が壊れます。100度じゃなくても70度~80度の熱に長期間さらされても周辺部品は徐々に壊れていきます。それで昨日は起動したのに今日スイッチを入れたらパソコンが起動しなくなった、などが起こりえます。

特に高性能なノートパソコンは壊れやすいです。 ノートパソコンは小さな筐体にパソコンパーツをギチギチに詰め込んでいるため熱がたまりやすいです。その中で高性能なCPUやGPUをフルで動かすとめちゃめちゃ高温になります。またノートにはモニター(ディスプレイ)とバッテリーがあり、これも発熱します。という具合に高性能なノートパソコンはアツアツになりやすいのでデスクトップよりも壊れやすくなります。もちろん数ヶ月や1年で壊れる事はありませんが。

また熱の影響で性能が低下する事があります。非常に分かりやすい例が【M1搭載のMacBook AirとMacBook Pro】です。AirとProはSoC (CPUやGPUなど)が同じM1なので性能は同じはずですが、実際には少しProの方が性能が上です。これはProには冷却ファンが搭載されていて、Airには搭載されていなく (ファンレス)、ProはM1が発熱すると冷却ファンが作動し発熱を抑えM1本来の性能を維持できますが、AirはファンレスなのでM1のリミッターみたいな物が作動し性能を下げて発熱を抑えます。この違いが性能の差に繋がっています。上で解説したM.2 SSD(NVMe)の発熱問題と同じです。

◆パソコンパーツは発熱する物が多く、その冷却にはファンを使用する。
◆多数のファンを使用するためパソコンから音が出る事はしょうがない。
◆高性能なパソコンほど冷却も大がかかりになるため騒音も上がる。
◆パソコンが壊れる原因の1つに【熱】がある。特に高性能なノートパソコンは壊れやすい傾向。
◆熱の影響で性能が低下する事もある。

5【自分に合ったパソコンの選び方】

ここからは自分に合ったパソコンの選び方について解説していきます。

まず当サイトがお勧めしているパソコンメーカーのラインナップなどを紹介し、その後に【一般向け・ゲーム向け・各クリエイト向け】の用途毎に適したパソコンについて解説していきます。

5-1【DELL】

DELLのロゴ画像

初めに台頭してきたBTOがDELLです。個人・法人共に瞬く間に広がりました。デサインが洗練されているので見た目が良い。 ケース(筐体)・マザーボード・電源などはDELLが設計したオリジナル品なのと世界中に展開しているなど、色んな所でコストダウンが図れるため値段が安い。 また公式サイトでは、ちょくちょく10~25%安く買えるクーポンを配っています。 下の表はDELLのパソコンのラインナップです。

ブランド種類説明
【Inspiron】デスクトップ
ノート
一体型
DELLのスタンダードモデル。
【XPS】デスクトップ
ノート
Inspironよりも上位のパソコン。
性能の他にデザインも凝っている。
【Dell G】デスクトップ
ノート
DELLのゲーム向けのスタンダードモデル。
【Alienware】デスクトップ
ノート
Dell Gよりも上位のゲーム向けパソコン。
性能の他にデザインも凝っている。

5-2【HP】

HPのロゴ画像

ほぼDELLと一緒。大手BTOの1つ。デサインが洗練されているので見た目が良い。 ケース(筐体)・マザーボード・電源などはHPが設計したオリジナル品なのと世界中に展開しているなど、色んな所でコストダウンが図れるため値段が安い。 また公式サイトでは、ほぼ毎週末に限定セールを行っている。 下の表はHPのパソコンのラインナップです。

ブランド種類説明
【HP】デスクトップ
ノート
一体型
HPのエントリーモデル (値段が安い)。
【Pavilion】デスクトップ
ノート
HPのスタンダードモデル。
【ENVY】デスクトップ
ノート
一体型
Pavilionよりも上位のパソコン。
性能の他にデザインも凝っている。
【Spectre】ノートプレミアム・ノートパソコン。
ENVYよりも上位。
【Pavilion Gaming】デスクトップ
ノート
HPのゲーム向けのスタンダードモデル。
【OMEN】デスクトップ
ノート
Pavilion Gamingよりも
上位のゲーム向けパソコン。

5-3【Mac】

Appleのロゴ画像

AppleのパソコンがMacです。ハードとソフトの両方共デザインが非常に洗練されている。 DELLやHPのノートはMacBookのデザインを大いに参考にしていると思われます。ハードとソフトの両方をAppleが手掛けているので完成度が非常に高いです。 さらにiPhone・iPadで培ったSoC (CPU+GPUみたいな物)の開発力をパソコンのMacにも利用し始めてます (M1搭載のiMacやM1 Pro・M1 Max搭載のMacBook Proなど)。SoCもApple製になり完成度はより高められています。

またiPhoneとの連携も色々と考えられています。ただゲーム用途には向いていません (Macに対応したゲームは少ない)。以前は値段が高いのがMacのネックでしたが、【MacBook Air】や【Mac mini】は10万前後となっており買いやすくなりました。 下の表はMacのパソコンのラインナップです。

製品種類説明
【Mac mini】デスクトップ小型デスクトップ。
【Mac Pro】デスクトップ高性能なデスクトップ。
【iMac】一体型一体型パソコン。
【iMac Pro】一体型高性能な一体型パソコン。
【MacBook Air】ノートノート。
【MacBook Pro】ノート高性能なノート。

5-4【パソコン工房 (iiyama PC)】

パソコン工房 (iiyama PC)のロゴ画像

見た目はDELL・HP・Macに比べると見劣りしますが、PCパーツショップのBTOなのでCPU・GPU・メモリー・ストレージなどなどのカスタマイズ性が非常に高いです。特にゲーマーやクリエイターには自分にとってのベストなパソコンをオーダーできます。

またパソコン工房は全国の都市部に店舗があるため不意な故障時にも持ち込みで対応できる場合があります。 他のメーカーはパソコンを発送する形になる。下の表はパソコン工房 (iiyama PC)のパソコンのラインナップです。

製品種類説明
【STYLE∞】デスクトップ
ノート
一般向け。
【LEVEL∞】デスクトップ
ノート
ゲーム向け。
【SENSE∞】デスクトップ
ノート
クリエイト向け。

5-5【パソコンの用途と価格と種類について】

パソコンの用途は【一般用途】【事務作業用途】【ゲーム用途】【クリエイト用途 (文章作成・イラスト/漫画・画像編集/写真編集・音楽制作・動画制作・3DCG/3DCAD・プログラミング)】が主な用途になります。各用途のパソコンで決定的に違うのがグラフィックボード (ビデオカード・dGPU)が必要か不必要かになります。一般向けにはグラフィックボードは不必要でゲーム (3Dゲーム)向けには必要です。クリエイト向けには必要な場合と不必要な場合に分かれます。

クリエイト向けでの必要・不必要の違いは、グラフィックボード (dGPU)は画像処理の他に【動画のエンコード、イラスト制作・画像/写真編集・動画編集でのフィルター処理、音声ノイズの除去、仮想通貨のマイニング、画像認識、ディープラーニング】などの処理ができ、このグラフィックボードの処理が必要な場合にグラフィックボードを搭載します。その他として画面数 (モニターの数)を増やすためにグラフィックボードを搭載する事もあります。

グラフィックボードの必要性を用途毎にまとめたのが下。ついでに各項目のデスクトップの最低ラインの価格も載せます。 ノートだともうちょい高くなります。最低ラインの価格なので各用途で重い処理をさせると不満が出る場合はあります。価格が2つあるのは下がグラフィックボード(dGPU)搭載モデル。

用途グラフィックボード (dGPU)の必要性価格
一般用途5万円前後~
事務作業用途10万円前後~
ゲーム用途13万円前後~
文章作成5万円前後~
イラスト・漫画⭕❌
(3D素材を使用する場合はあった方が良い)
10万円前後~
13万円前後~
画像編集・写真編集⭕❌
(あった方が処理速度が速くなる場合がある)
10万円前後~
13万円前後~
動画制作⭕❌
(あった方が処理速度が速くなる場合がある)
10万円前後~
13万円前後~
3DCG・3DCAD13万円前後~
音楽制作10万円前後~
プログラミング⭕❌
(作るアプリやサービスにグラフィックボードが
必要かどうかで変わる)
10万円前後~
13万円前後~

ちなみにゲーム向けやクリエイト向けのグラフィックボード(dGPU)を搭載した15万円前後のデスクトップパソコン(モニターは別)を買えば大抵の事はストレスなくできます(ある程度、我慢する場面はあるかもしれませんが)。 ノートの場合はもう少し高くなります。日常的にやるのでもっと快適にしたい、重い処理をもっと速く処理できるようにしたい、プロの環境とそんなに変わらないパソコンをなどと望むと20万円~、30万円~、40万円~と上がっていく感じです。

グラフィックボード (dGPU)のスペックと実際の製品の表が下。NVIDIAのGeForceは緑AMDのRadeonは赤現在はゲーム向け・クリエイト向け共にGeForceが主流です。

スペック型番
ウルトラハイエンドRTX3090】【RX6900XT
ハイエンドRTX3080Ti】【RTX3080
RX6800XT】【RX6800
アッパーミドルRTX3070Ti】【RTX3070
RX6700XT
ミドルレンジRTX3060Ti】【RTX3060
RX6600XT
ローエンドGTX1660Ti】【GTX1660 Super
GTX1660】【GTX1650

グラフィックボードを搭載しているパソコンは【ゲーム向け】か【クリエイト向け】のパソコンになりますが、2つ共に上記のグラフィックボードを搭載するため、【ゲーム向け】【クリエイト向け】となっていても中身は同じです (ワークステーションは別)。ですのでゲーム向けパソコンでもクリエイト作業はできますし、クリエイト向けパソコンでゲームプレイはできます。 見た目は大きく違いますが。


次にパソコンの種類について。ここで言う種類とは【デスクトップ・ノート・一体型】です。これは個人で変わってくるので自分が欲しい物を選んで下さい。

デスクトップとノートと一体型の画像

ただ小型デスクトップや小型ノートなどは高性能なCPUやGPUを搭載できないため (筐体が小さいため)、3Dゲームをやるなどの事には向きません。 また上の【熱の影響について】で解説しましたが、高性能なCPUとdGPUを搭載したノート (ゲーム向けやクリエイト向け)はデスクトップよりも壊れやすいので「どーしてもノートじゃないとダメ」という方以外はデスクトップがいいです。

次からは用途毎に詳しく見ていきます。


5-6【一般用途】

一般用途の画像

一般用途とは【ネット】(ブラウザの利用)、【SNS】(Twitter・Instagramなど)、【動画視聴】(Youtube・Netflix・Twitchなど)、【音楽視聴】(Spotify、Youtube Musicなど)、【ニュースサイトなどのチェック】、【ネットショッピング】(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)、【ネットオークション】(ヤフオクなど)、【チケット購入やホテル・宿の予約】【メール】などの用途の事になります。

現在ではスマートフォンでも上記の事はできますが、パソコンだと大きな画面で見られる、マウス・キーボードでの操作は正確で早い、複数のアプリを同時に起動でき、切り替えもスムーズなどの利点があります。

また【CD・DVD・BDの再生】、【ファイル管理】(動画・写真・音楽などのファイルの保存や、USBメモリ・スマートフォンなどへのファイルの出し入れなど)も一般用途になります。

◆パソコンの種類について
こだわりがないなら【13~15インチのノートか2-in-1】がお勧め。外に持っていかなくても家の中での持ち運びや、緊急な災害時にも持ち運べると便利なため。その他だと【小型、スリム、一体型】がお勧め。
◆スペックについて
CPU】はCore i3やRyzen3。お金を出せるならCore i5やRyzen5でもオッケー。安くしたい場合はCeleronやAthlonでもいけるが動作が遅い時がある。
GPU】はiGPU(CPU内臓のGPU)で十分。
メモリー】は8GBで十分。16GBでもオッケー。安くしたい場合は4GBでもいけるが動作が少し遅い時がある。
ストレージ】はHDDで十分ですがSSDだと快適。容量が足らなくなったら外付けのHDDやNAS、クラウドストレージを利用する手があります。

5-7【事務作業系】

事務作業系用途の画像

オフィス系ソフト】、【少し重めの複数のアプリを同時利用】、【ビデオチャット】などが事務作業系の用途になります。上記の一般用途よりも少し上のスペックが必要です。

年賀状作成】は、一般用途と同じぐらいのスペックでオッケーです。

◆パソコンの種類について
デスクトップの場合は【小型、スリム、タワー、一体型】がお勧めです。ノートの場合は【14、15インチ】がお勧め。【14、15インチの2-in-1】もお勧め。
◆スペックについて
CPU】はCore i3やRyzen3。オフィス系ソフトをヘビーに使うならCore i5やRyzen5。
GPU】はiGPU(CPU内臓のGPU)で十分。
メモリー】は8GB。ヘビーに使うなら16GB。
ストレージ】はHDDで十分ですがSSDだと快適。容量が足らなくなったら外付けのHDDやNAS、クラウドストレージを利用する手があります。

5-8【ゲーム】

ゲーム用途の画像

パソコンでゲームをプレイする場合はグラフィックボード (dGPU)が必要になります。 ただ2Dゲームだけプレイする方ならグラフィックボードなしでもいけます。3Dゲームの場合はグラフィックボードが必要で、どのくらいの性能のグラフィックボードが必要かはプレイするゲームやプレイする環境により変わります。

綺麗な3Dグラフィックスのゲームを4Kやウルトラワイドのモニター(ディスプレイ)でプレイする場合はハイエンドのグラフィックボードが必要です。VRのゲームをプレイする場合はミドルレンジ~ハイエンドのグラフィックボードが必要です。

eスポーツ系の競技性のあるゲームをストレスなく快適にプレイする場合はミドルレンジ~ハイエンドが必要です。ただガチでeスポーツ系をプレイしないならローエンドのグラフィックボードでもオッケーです。またアクション性のないカードゲーム系のeスポーツゲームもローエンドでオッケーです。

色々なゲームをプレイする場合はローエンド~ミドルレンジのグラフィックボードでオッケーです。ミドルレンジだと3~5年は使えます、ローエンドだと2、3年でキツくなるかもしれません (ゲームの要求スペックは毎年毎年上がっていくため)。もちろんハイエンドもありです。

CPUもゲームプレイにはミドル~ハイスペックが必要です。ローエンド~ミドルレンジのグラフィックボードを搭載する場合はCore i5かRyzen5、ミドルレンジ~ハイエンドのグラフィックボードを搭載する場合はCore i7かRyzen7が適しています。

もしプレイするゲームが決まっているのなら検索して要求スペックを調べると必要なスペックが分かります。 注意点は最低動作環境などは無視して推奨動作環境を見て下さい。最低動作環境はゲームが動く最低限の環境なのでスムーズなゲームプレイは望めないと思って下さい。

◆パソコンの種類について
いわゆるゲーミングパソコンがお勧めです。デスクトップの場合はグラフィックボード (dGPU)を搭載した【タワー】がお勧めです。ノートの場合もdGPUを搭載した【15、17インチ】。できるならデスクトップが良いです。ノートだと冷却と消費電力の関係でCPU、dGPU共にノート用はスペックダウンしています。それでも冷却には難があり長時間プレイしているとパソコンがフリーズしたり、落ちたりする事もあります。またデスクトップだとグラフィックボードを交換してスペックアップする事も可能。

Macに対応したゲームはありますが数は少ないため、ゲーム用途ならMacは避けた方が良いです。
◆スペックについて
CPU】はCore i5~Core i7、Ryzen5~Ryzen7。CPUのスペックは搭載するグラフィックボードのスペックに合わせる。
GPU】はグラフィックボード (dGPU)が必要。グラフィックボードのスペックはプレイするゲームやプレイスタイルにより変わる。
メモリー】は基本的に16GBでオッケーですが、ゲームによっては32GB必要な場合もあります。8GBでもいけなくはないですがキツイ場合はあります。
ストレージ】はHDDでもプレイできますがSSDだと快適にプレイできます。ゲームをHDDに置くと読み込みが遅くなりゲームによってはストレスを感じます。多少遅くても良いならHDDでもオッケーです。

5-9【クリエイト(創作・制作)パソコンについて】

創作・制作用途の画像

パソコンでできるクリエイト系の事は色々とあります。【文章作成】【イラスト・漫画】【画像編集・写真編集】【音楽制作】【動画制作】【3DCG・3DCAD】【プログラミング】などなど。ただクリエイト向けのパソコンだからといって特殊なパソコンを使うわけではなく、一般向けやゲーム向けパソコンと同じパーツを使っています。

上の方でも書きましたが、グラフィックボード (dGPU)を搭載したクリエイト向けパソコンはゲーム向けパソコンでもあります。 見た目は違いますが中身は同じです。またグラフィックボードを搭載していないクリエイト向けパソコンは一般向けパソコンの高性能版みたいな感じです。

もちろん入力デバイスには特殊な物があります。イラスト・漫画だと板タブレットや液晶タブレット、音楽制作だとMIDIキーボードなど。

特殊な入力デバイスの画像

それでは1つずつ見ていきます。

5-10【文章作成】

スペックについては事務作業用途と同じでオッケーです。タイピングをしまくるためノートの場合でもキーボードは別にした方がいい場合があります。タイピングしやすいキーボードを選べますし、キーボードが壊れても買い換えればオッケーなので。ノートのキーボードが壊れると修理費用がけっこうかかりますし修理中は作業ができなくなります。

◆パソコンの種類について
デスクトップの場合は【スリム、タワー、一体型】がお勧めです。ノートの場合は【13、14、15インチ】がお勧め。【13、14、15インチの2-in-1】もお勧め。
◆スペックについて
CPU】はCore i3やRyzen3。色々なアプリを同時起動するならCore i5やRyzen5。
GPU】はiGPU(CPU内臓のGPU)で十分。
メモリー】は8GB。色々なアプリを同時起動するなら16GB。
ストレージ】はHDDで十分ですがSSDだと快適。容量が足らなくなったら外付けのHDDやNAS、クラウドストレージを利用する手があります。

5-11【イラスト・漫画】

イラスト・漫画用途は制作スタイル (キャンバスのサイズ、レイヤーの数、同時に開いているイラストの数などなど)で必要スペックが変わってきます。初心者ならCore i3やRyzen3からいけますが、やっているうちに色々とやりたくなるとCore i5やRyzen5にしとけば、という事はあるあるです。

グラフィックボード (dGPU)は基本的に必要ありませんが、3D素材を扱う場合はローエンドのグラフィックボードがあった方が良いです。

◆パソコンの種類について
基本的にデスクトップで【スリム、タワー】がお勧めです。ノートだとモニター(ディスプレイ)のサイズが小さく作業しにくいです。結局、外部モニターを使う事が多いためデスクトップにした方が無難です。ただ制作中はノートを外部モニターに繋いで作業し、その他では持ち運んで普通のノートとして使うというのはありです。

2-in-1のノートは全てタッチパネルなので液晶タブレットパソコンとして使用できますが、専用の液晶タブレットより性能は下がります。また【iPadやiPad Pro】だけで完結するというのも選択肢にあります。
◆スペックについて
CPU】はCore i3やRyzen3。できればCore i5やRyzen5以上。
GPU】はiGPU(CPU内臓のGPU)でオッケー。3D素材を使うならローエンドのグラフィックボード (dGPU)があると良い。
メモリー】は16GBから。32GBでもオッケー。8GBでもいけなくはないですがキツイ場合はあります。
ストレージ】は【SSD+HDD】か【SSDのパソコン+外付けのHDDやNAS】がストレスなく作業できます。

※ゲーム向け・クリエイト向けのリンク先はグラフィックボード (dGPU)を搭載したパソコンになります。

5-12【画像編集・写真編集】

画像編集はリサイズやトリミング、色やコントラストの変更、画像の一部を取り除いたりなどの作業です。写真編集も画像編集の1つですがデジタルの写真ファイルを扱う場合が写真編集です。RAW現像やレタッチなど。

画像でも写真でも年に数回、数十枚ぐらいの編集ならCore i3やRyzen3でオッケーです。百枚以上や頻繁に編集をする場合はCore i5やRyzen5が欲しいです。Core i7やRyzen7でもオッケー。グラフィックボード (dGPU)も使用する場合があるのでローエンド~ミドルレンジがあると良いです (少ししかしないならiGPUでもオッケー)。

◆パソコンの種類について
基本的にデスクトップで【スリム・タワー】がお勧めです。少ししかしない方ならノートの【14、15インチ】もお勧め。ただ頻繁にやる方だとノートはモニター(ディスプレイ)のサイズが小さく作業しにくいです。結局、外部モニターを使う事が多いためデスクトップにした方が無難です。ただ制作中はノートを外部モニターに繋いで作業し、その他では持ち運んで普通のノートとして使うというのはありです。
◆スペックについて
CPU】はCore i3やRyzen3。できればCore i5やRyzen5以上。
GPU】は少ししかしないならiGPU(CPU内臓のGPU)でオッケー。ガッツリやるならローエンドかミドルレンジのグラフィックボード (dGPU)があると良いです。
メモリー】は16GBから。ガッツリするなら32GB。8GBでもいけなくはないですがキツイ場合はあります。
ストレージ】は大容量のSSDだとストレスなく作業ができます。大容量SSDは価格が高くなるので【SSD+HDD】か【SSDのパソコン+外付けのHDDやNAS】でもオッケーです。

※ゲーム向け・クリエイト向けのリンク先はグラフィックボード (dGPU)を搭載したパソコンになります。

5-13【動画制作】

撮影した動画を編集 (動画の切り貼り・エフェクト・色・画像やテロップの貼り付け・音声・エンコード)し、動画を完成させるのが動画制作です。CPUはCore i5~Core i9かRyzen5~Ryzen9になります。少ししかしないのか頻繁にするのか、動画の解像度 (FHD・4K・8K)、エンコード時間を短くしたいかなどで変わってきます。グラフィックボード (dGPU)は使用するためローエンド~ミドルレンジがあると良いです。なくてもできなくはないです。

◆パソコンの種類について
デスクトップの場合はグラフィックボード (dGPU)を搭載した【タワー】がお勧めです。ノートの場合もdGPUを搭載した【15、17インチ】。できるならデスクトップが良いです。ノートだと冷却と消費電力の関係でCPU、dGPU共にノート用はスペックダウンしています。それでも冷却には難があり長時間作業をしているとパソコンがフリーズしたり、落ちたりする事もあります。またデスクトップだとグラフィックボードを交換してスペックアップする事も可能。

ただ少ししかやらないならノートでも全然オッケー。
◆スペックについて
CPU】はCore i5~Core i9かRyzen5~Ryzen9。少ししかやらないならi5やR5。ガッツリやるならi7やR7以上。
GPU】は少ししかやらないなら搭載しなくてもオッケー、搭載するならローエンド。ガッツリやるならミドルレンジ。
メモリー】は16GBから。32GBあると安心。場合によっては64GBや128GB。
ストレージ】は【大容量のSSD+HDD】か【大容量のSSDのパソコン+外付けのHDDやNAS】がストレスなく作業できます。少ししかやらないなら【256GBのSSD+HDD】でもオッケーです。

5-14【3DCG・3DCAD】

モデリング・テクスチャ作成・リギングなどを行い3Dの造形物を作るのが3DCGです。ライティング・カメラ・レンダリングなどまでやると3DCGアニメーションになります。3DCAD(3Dの設計図)は3Dプリンターが出現し低価格化・小型化が進んだため個人でも利用する場面が増えてきました。「売ってないなら作ればいいじゃない」ができるようになり、非常に個人的なモノを作れるようになっています。

CPUはCore i5~Core i9かRyzen5~Ryzen9になります。少ししかしないのか頻繁にするのか作る3Dの規模などにより変わってきます。グラフィックボード (dGPU)は使用するためローエンド~ハイエンドが必要です。

◆パソコンの種類について
デスクトップの場合はグラフィックボード (dGPU)を搭載した【タワー】がお勧めです。ノートの場合もdGPUを搭載した【15、17インチ】。できるならデスクトップが良いです。ノートだと冷却と消費電力の関係でCPU、dGPU共にノート用はスペックダウンしています。それでも冷却には難があり長時間作業をしているとパソコンがフリーズしたり、落ちたりする事もあります。またデスクトップだとグラフィックボードを交換してスペックアップする事も可能。

ただ少ししかやらないならノートでも全然オッケー。
◆スペックについて
CPU】はCore i5~Core i9、Ryzen5~Ryzen9。少ししかやらないならi5やR5。ガッツリやるならi7やR7以上。
GPU】はグラフィックボード (dGPU)が必要。ローエンドでもできなくはないが、できればミドルレンジ以上が欲しいです。
メモリー】は16GBから。32GBあると安心。場合によっては64GBや128GB。
ストレージ】は【大容量のSSD+HDD】か【大容量のSSDのパソコン+外付けのHDDやNAS】がストレスなく作業できます。少ししかやらないなら【256GBのSSD+HDD】でもオッケーです。

5-15【音楽制作】

作曲・編曲・録音・MIDIプログラミング・ミキシングなどを行うのが音楽制作です。音楽制作ではGPGPUで処理できる事がないためグラフィックボード (dGPU)は必要ありません。CPUは少ししかしないならCore i5やRyzen5でもいけますが、Core i7やRyzen7は欲しいです。場合によってはCore i9やRyzen9 (同時に立ち上げるソフト音源やエフェクターの数により変わる)。

ストレージは、ソフト音源は1つのソフト音源でも数GB~数百GB使用するため512GB~1TBぐらいのSSDが欲しいです。HDDでもいけますが読み込みが遅いためストレスになる場合があります。

◆パソコンの種類について
基本的にデスクトップで【スリム・タワー】がお勧めです。少ししかしない方ならノートの【14、15インチ】もお勧め。ただ頻繁にやる方だとノートはモニター(ディスプレイ)のサイズが小さく作業しにくいです。結局、外部モニターを使う事が多いためデスクトップにした方が無難です。ただ制作中はノートを外部モニターに繋いで作業し、その他では持ち運んで普通のノートとして使うというのはありです。

当サイトのMacはM1・M1 Pro・M1 Max搭載のMacしか紹介していませんのでMacは除外しています (MシリーズにDAWは対応していてもソフト音源などの対応がまだまだなため)。
◆スペックについて
CPU】はCore i5~Core i9かRyzen5~Ryzen9。少ししかやらないならi5やR5。ガッツリやるならi7やR7以上。
GPU】はiGPU(CPU内臓のGPU)で十分。
メモリー】は16GBから。32GBあると安心。場合によっては64GBや128GB。
ストレージ】は【大容量のSSD+HDD】か【大容量のSSDのパソコン+外付けのHDDやNAS】がストレスなく作業できます。

5-16【プログラミング】

プログラミングは非常に幅広いためプログラミングするモノ(作るモノ)やその規模によって必要スペックが変わります。簡単なツールを作るのか、WindowsやMacのアプリを作るのか、iPhoneやAndroidのアプリを作るのか、Webサイト・Webアプリ・Webサービスを作るのか、ゲームを作るのかなどなど非常に種類が多いです。3Dを扱う場合はグラフィックボード(dGPU)も必要になります。

◆パソコンの種類について
ノートでもデスクトップでも基本的にはオッケーです。グラフィックボード(dGPU)を搭載するならデスクトップがいいです。事前に使用するエディタと作るモノが決まっているなら検索して調べると必要スペックが分かります。
◆スペックについて
CPU】はCore i3~Core i9、Ryzen3~Ryzen9。作るモノによって変わります。i5かR5あれば大抵は大丈夫です。
GPU】はiGPU(CPU内蔵GPU)で十分ですが、3Dを扱うならグラフィックボード (dGPU)が必要になります。
メモリー】は8GB~64GBや128GB。作るモノによって変わります。16GBあれば大抵は大丈夫です。
ストレージ】はHDDででもいいですがSSDだと快適。容量が足らなくなったら外付けのHDDやNAS、クラウドストレージを利用する手があります。

※ゲーム向け・クリエイト向けのリンク先はグラフィックボード (dGPU)を搭載したパソコンになります。



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