おすすめの【操作性重視の有線】
ゲーミングマウス
2025年6月版 14選
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更新日 | 公開日 2019年7月9日

このページでは操作性を重視した有線(ワイヤード)ゲーミングマウスのお勧めを【右手用】【左右対称(右手用)】【左右対称】の形状別に紹介しています。【2025年6月版】になります。
操作性を重視したゲーミングマウスとは【FPS・TPS・MOBA・RTS】のゲームに適したゲーミングマウスで具体的なゲームタイトルが下です。
FPS TPS | 【Counter-Strike2】【VALORANT】【R6S】【Overwatch2】【Apex Legends】【Fortnite】【PUBG】【Call of Duty】【Battlefield】【Destiny2】【Division2】など。 |
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MOBA RTS | 【LoL】【DOTA2】【Starcraft2】など。 |
【簡易スペック表 (掲載製品の目次)】
下の表は各マウスの簡易スペック表になります。サイズは【奥行き(D)x幅(W)x高さ(H)】。色は【マウス本体のカラー】です。
値段は変動しますし、主要ECサイト(ショッピングサイト)のおおよその値段を掲載しているだけなため、実際の値段は各製品のリンク先で確認して下さい。
製品名 | サイズと重量 | ボタン数 | 色 | 値段 |
---|---|---|---|---|
G402 (logicool) | 135x72x41mm 95g | 8 | 黒 | 5,000円 |
G403 HERO (logicool) | 124x68x43mm 87.3g (+10g錘) | 6 | 黒 | 6,500円 |
DeathAdder V3 (RAZER) | 128x68x44mm 約59g | 6 (5) | 黒 | 11,500円 |
DeathAdder Essential (RAZER) | 127x73x43mm 96g | 5 | 黒 | 4,000円 |
製品名 | サイズと重量 | ボタン数 | 色 | 値段 |
---|---|---|---|---|
S-Cシリーズ (ZOWIE) | 123x66x40mm / 72g 120x64x38mm / 69g | 5 | 黒 | 7,000円 |
ZA-Cシリーズ (ZOWIE) | 129x67x42mm / 72g 125x65x41mm / 70g 121x63x40mm / 65g | 5 | 黒 | 7,000円 |
FK-Cシリーズ (ZOWIE) | 129x69x39mm / 77g 129x67x37mm / 74g 125x65x36mm / 70g | 5 | 黒 | 7,000円 |
G203 LIGHTSYNC (logicool) | 116.6x62.15x38.2mm 85g | 6 | 黒 白 | 4,000円 |
Cobra (RAZER) | 119.6x62.5x38.1mm 58g | 6 | 黒 | 6,500円 |
Rival3 Gen2 (SteelSeries) | 120.6x67x38mm 77g | 6 | 黒 白 | 6,000円 |
Aerox 3 (2022) (SteelSeries) | 120.55x67.03x37.98mm 59g | 6 | 白 | 11,000円 |
Aerox 5 (SteelSeries) | 128.8x68.2x42.1mm 66g | 9 | 黒 | 14,000円 |
Pulsefire Haste (HyperX) | 124.2x66.8x38.2mm 59g | 6 | 黒 黒赤 白桃 | 6,000円 |
Pulsefire Haste2 (HyperX) | 124.3x66.8x38.2mm 53g | 6 | 黒 白 | 7,500円 |
2025年4月4日現在、お勧めできる有線で左右対称の操作性を重視したマウスがない状態です。
【右手用の操作性を重視したマウス】
2002年発売のMicrosoftの右手用マウス【IntelliMouse Explorer 3.0】(IE3.0)から始まった右手用の操作性を重視したゲーミングマウス。マウスの持ち方で【Palm Grip(かぶせ持ち)】が最も多い事も相まって一番人気の形状です。メーカーによって微妙に形は違いますが基本的に【手にフィット】します。
【G402】logicool

形状 | 右手用 |
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サイズと重量 | 135x72x41mm(DxWxH) / 95g |
センサー | 光学 AM010 N1328T |
トラッキング解像度 | 240~4000dpi (80dpi刻み) |
レポートレート | 125 / 250 / 500 / 1000MHz |
メインスイッチ | OMRON / D2FC-F-7 |
ボタン数 | 8ボタン |
オンボードメモリ | 1プロファイル |
発売日 | 2014年8月8日 |
【G402】は2014年に発売しているためセンサーは古いですが、【8ボタン】ありつつも【操作性があり】【重量もそこそこ軽い】といったカユイ所に手の届くマウスです。そのため今でも現役で使っている方は普通にいます。また手頃な値段というのも魅力です。
【G403 HERO】logicool

形状 | 右手用 |
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サイズと重量 | 124x68x43mm(DxWxH) / 87.3g(+10g錘) |
センサー | 光学 HERO 16K |
トラッキング解像度 | 100~16000dpi (50dpi刻み) |
レポートレート | 1000Hz |
メインスイッチ | おそらくOMRON製で耐久は2000万回 |
ボタン数 | 6ボタン |
オンボードメモリ | 1プロファイル |
発売日 | 2019年6月27日 |
logicoolの【G403】の後継モデルが【G403 HERO】になります。センサーが【HERO 16K】になり、ほんの少しだけ(2.7g)軽量化もされています。形状はほぼ変わっていないため、前モデルと同様に他社のマウスと比べて【後部に少し高さがあり】、他社からの乗り換えには慣れるまで違和感があるかもしれません。
10gの錘(おもり)を装着でき+10gの重さ調節が可能です。同じような形状をした派生品として無線マウスの【G603(乾電池)】と【G703 HERO(バッテリーでPOWERPLAY対応)】の2製品があります。
【DeathAdder V3】RAZER

形状 | 右手用 |
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サイズと重量 | 128x68x44mm(DxWxH) / 約59g |
センサー | 光学 FOCUS PRO 30K |
トラッキング解像度 | 最大30000dpi |
レポートレート | 最大8000Hz |
メインスイッチ | 第3世代Razer光学スイッチ(9000万回耐久) |
ボタン数 | 6 (5)ボタン |
オンボードメモリ | 5プロファイル |
発売日 | 2023年2月28日 |
【DeathAdder V2】の後継モデルが【DeathAdder V3】になります。センサーが【FOCUS PRO 30K】に、メインスイッチが【9000万回耐久の第3世代のRazer光学スイッチ】にアップグレードしています。10g以上軽量化されて【約59g】と60gを切っています。 ケーブルは従来通りの柔らかなケーブルの【Speedflex】を採用。総ボタン数は6ボタンですが、その内の1つは底面にあるためマウス操作中は5ボタンとなります。
また【DeathAdder V2】でサイズが小さくなりましたが【DeathAdder V3】は元のDeathAdderシリーズのサイズ感に戻っています。 そのためV2からの乗り換えには注意が必要です。V2にはminiモデルもあったので、もしかするとDeathAdder V3 miniが出るかしれません。無線版として【DeathAdder V3 Pro 】があります。
【DeathAdder Essential】RAZER

形状 | 右手用 |
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サイズと重量 | 127 x 73 x 43mm(DxWxH) / 96g |
センサー | 光学センサー (型番非公開) |
トラッキング解像度 | 200~6400dpi (100dpi刻み) |
レポートレート | 最大1000Hz |
メインスイッチ | Razerメカニカルスイッチ (1000万回耐久) |
ボタン数 | 5ボタン |
オンボードメモリ | 1プロファイル |
発売日 | 2021年4月23日 2021年6月25日 (ホワイト) |
廉価版のDeathAdderが【DeathAdder Essential】になります。廉価版なりの性能ですが値段が【3,000円代】と安いです。ちなみに2019年に発売された【DeathAdder Essential】と型番は違いますが製品は同じと思われます。値段は下がってます。カラーバリエーションにホワイトがあります。

【左右対称(右手用)の操作性を重視したマウス】
左右対称(右手用)というタイプは形状は左右対称ですが、サイドボタンが左側にしかないため右手用のゲーミングマウスになります。右サイドにボタンがないため邪魔になりません。
【S1-C】【S2-C】ZOWIE (BenQ)

形状 | 左右対称(右手用) |
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サイズと重量(S1) | 123 x 66 x 40mm(DxWxH) / 72g |
サイズと重量(S2) | 120 x 64 x 38mm(DxWxH) / 69g |
センサー | 光学 PMW3360 |
トラッキング解像度 | 400 / 800 / 1600 / 3200dpi |
レポートレート | 125 / 500 / 1000Hz |
メインスイッチ | HUANO / カスタムモデル |
ボタン数 | 5ボタン |
オンボードメモリ | 1プロファイル |
発売日 | 2021年12月17日 |
ZOWIEのSシリーズの最新モデルが【S1-CとS2-C】になります。前モデルより軽量化され、柔らかいコードのパラコードを採用。サイズは従来通りの2サイズ展開で【S1-Cが大きい方、S2-Cが小さい方】になります。一般的な日本人の手の大きさなら小さい方がお勧め。DPIとレポートレートは変更できますが、ボタン設定 (サイドボタンを任意のキーに変更など)はできません (専用のソフトウェアがなくマウス本体で設定)。
ZOWIEは従来【Counter Strikeシリーズ】にフォーカスしてマウス開発を行ってきましたが、ここ数年で上下にもマウスを動かしまくる【Apex Legends】や【Fortnite】などの人気が非常に上がったため、それ用のマウスを新たに開発したのが【Sシリーズ】です。
ZOWIEの左右対称右手用のマウスは【Sシリーズ】【ZAシリーズ】【FKシリーズ】と3つもあります。リンク先はZOWIE公式の3シリーズの比較画像になります。FK-C、ZA-C、S-Cシリーズの比較画像。
2021年12月~2022年2月末まで販売されていた製品なので、現在流通しているマウスには問題はないようです。
【ZA11-C】【ZA12-C】【ZA13-C】ZOWIE (BenQ)

形状 | 左右対称(右手用) |
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サイズと重量(ZA11-C) | 129 x 67 x 42mm(DxWxH) / 72g |
サイズと重量(ZA12-C) | 125 x 65 x 41mm(DxWxH) / 70g |
サイズと重量(ZA13-C) | 121 x 63 x 40mm(DxWxH) / 65g |
センサー | 光学 PMW3360 |
トラッキング解像度 | 400 / 800 / 1600 / 3200dpi |
レポートレート | 125 / 500 / 1000Hz |
メインスイッチ | HUANO / カスタムモデル |
ボタン数 | 5ボタン |
オンボードメモリ | 1プロファイル |
発売日 | 2022年7月 |
2022年発売のZAシリーズが【ZA11-C・ZA12-C・ZA13-C】になります。前モデルのZA-Bシリーズから約10g軽量化されています。 重量以外には特筆する変更点はありません。形状はほぼ同じ (1~2mm違う程度)。センサーに変更はなし。従来通り3サイズ展開。一般的な日本人の手の大きさなら【ZA13-C】が合うと思います。DPIとレポートレートは変更できますが、ボタン設定 (サイドボタンを任意のキーに変更など)はできません (専用のソフトウェアがなくマウス本体で設定)。
ZOWIEの左右対称右手用のマウスは【Sシリーズ】【ZAシリーズ】【FKシリーズ】と3つもあります。リンク先はZOWIE公式の3シリーズの比較画像になります。FK-C、ZA-C、S-Cシリーズの比較画像。
【FK1+-C】【FK1-C】【FK2-C】ZOWIE (BenQ)

形状 | 左右対称(右手用) |
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サイズと重量(FK1+-C) | 129 x 69 x 39mm(DxWxH) / 72g |
サイズと重量(FK1-C) | 129 x 67 x 37mm(DxWxH) / 70g |
サイズと重量(FK2-C) | 125 x 65 x 36mm(DxWxH) / 65g |
センサー | 光学 PMW3360 |
トラッキング解像度 | 400 / 800 / 1600 / 3200dpi |
レポートレート | 125 / 500 / 1000Hz |
メインスイッチ | HUANO / カスタムモデル |
ボタン数 | 5ボタン |
オンボードメモリ | 1プロファイル |
発売日 | 2022年8月17日 |
2022年発売のFKシリーズが【FK1+-C・FK1-C・FK2-C】になります。前モデルのFK-Bシリーズから約10g軽量化されています。 重量以外には特筆する変更点はありません。形状はほぼ同じ (1~2mm違う程度)。センサーに変更はなし。従来通り3サイズ展開。一般的な日本人の手の大きさなら【FK2-C】が合うと思います。DPIとレポートレートは変更できますが、ボタン設定 (サイドボタンを任意のキーに変更など)はできません (専用のソフトウェアがなくマウス本体で設定)。
ZOWIEの左右対称右手用のマウスは【Sシリーズ】【ZAシリーズ】【FKシリーズ】と3つもあります。リンク先はZOWIE公式の3シリーズの比較画像になります。FK-C、ZA-C、S-Cシリーズの比較画像。
【G203 LIGHTSYNC Gaming Mouse】logicool

形状 | 左右対称(右手用) |
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サイズと重量 | 116.6 x 62.15 x 38.2mm(DxWxH) / 85g |
センサー | 非公開 |
トラッキング解像度 | 200~8000dpi |
レポートレート | 最大1000Hz |
メインスイッチ | 非公開 |
ボタン数 | 6ボタン |
オンボードメモリ | 1プロファイル |
発売日 | 2020年5月21日 |
【G203 LIGHTSYNC】は【G203 Prodigy (日本では未発売)】の後継モデルで、1つ下で紹介している【PRO HERO】の下位モデルになります。値段は安いがしっかりしているゲーミングマウスの定番の1つになると思います。 黒と白の2つのカラー・バリエーションがあります。

【Cobra】RAZER

形状 | 左右対称(右手用) |
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サイズと重量 | 119.6 x 62.5 x 38.1mm / 58g |
センサー | 光学 Razerセンサー |
トラッキング解像度 | 最大8500dpi (50dpi刻み) |
レポートレート | 最大1000MHz |
メインスイッチ | Razer 光学スイッチ(9000万回耐久) |
ボタン数 | 6ボタン |
オンボードメモリ | 1プロファイル |
発売日 | 2023年7月7日 |
光る事に力を入れつつも軽量化もされているマウスが【Cobra】になります。重量は【58g】と60gを切っています。メインスイッチにはチャタリングを起こさず応答速度も速い【光学スイッチ】を、ケーブルはパラコードの様な柔らかな【SPEEDFLEX Cable】を採用しています。センサーはRAZERのハイエンドモデルの廉価版なのが残念な所。ただその分、値段は安くなっています。
【Rival3 Gen2】SteelSeries

形状 | 左右対称(右手用) |
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サイズと重量 | 120.6 x 67 x 38mm(DxWxH) / 77g |
センサー | 光学 TrueMove Core Optical Sensor |
トラッキング解像度 | 最大8500dpi |
レポートレート | 最大1000MHz |
メインスイッチ | メカニカルスイッチ (6000万回耐久) |
ボタン数 | 6ボタン |
オンボードメモリ | 非公開 |
発売日 | 2025年5月30日 |
【Rival3 Gen2】は2025年発売の最新のRivalシリーズになります。ケーブルは柔らかな【スーパー・メッシュ・パラコード】になています。ただ前モデルから約5年ぶりですが、ぶっちゃげケーブル以外は何も変わっていないかも?というスペックになっています。しかしスペックはほぼ変わっていませんがRivalシリーズを発売し続けるというのはRivalシリーズが好きな人にとっては嬉しい事と思います。カラーバリエーションとしてホワイトがあります。

【Aerox 3 (2022)】SteelSeries

形状 | 左右対称(右手用) |
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サイズと重量 | 120.55 x 67.03 x 37.98mm(DxWxH) 59g |
センサー | 光学 TrueMove Core |
トラッキング解像度 | 100~8500dpi (100dpi刻み) |
レポートレート | 最大1000Hz |
メインスイッチ | SteelSeriesメカニカルスイッチ 8000万回耐久 |
ボタン数 | 6ボタン |
オンボードメモリ | 非公開 |
発売日 | 2021年12月10日 |
ハニカム構造のマウスです。前モデルの【Aerox 3】からソールを変更したのが【Aerox 3 2022エディション】になります。ソールに100%バージングレードのPTFEグライドスケートを採用する事で滑りが前モデルより滑らかになっています。ただソール変更によって重量が2g増加しています。 ボディに穴を空けてまで軽量化しているのに2gとはいえ重量が増えるのは、ちょっとモヤモヤ感があります。それ以外には変更点はありません。
防塵・防水性能は【IP54規格】認定製品ですので、ホコリや手汗などを防いでくれます(限度はあります)。ケーブルは軽量柔軟なメッシュケーブルを採用。公式サイトにはブラックモデルもありますが、日本のECサイトで購入可能なのはホワイト(Snow)モデルになります。無線版に【Aerox 3 Wireless (2022) 】があります。
【Aerox 5】SteelSeries

形状 | 左右対称(右手用) |
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サイズと重量 | 128.8 x 68.2 x 42.1mm(DxWxH) 66g |
センサー | 光学 TrueMove Air |
トラッキング解像度 | 100~18000dpi (100dpi刻み) |
レポートレート | 125 / 250 / 500 / 1000Hz |
メインスイッチ | SteelSeriesメカニカルスイッチ 8000万回耐久 |
ボタン数 | 9ボタン |
オンボードメモリ | 非公開 |
発売日 | 2022年4月28日 |
ハニカム構造のマウスです。【9ボタン】ありつつも【66g】という軽量を実現し、また【素直な形状】をしているため操作性とボタン数を両立したマウスに仕上がっているのが【Aerox 5】になります。防塵・防水性能は【IP54規格】認定製品ですので、ホコリや手汗などを防いでくれます(限度はあります)。ケーブルは軽量柔軟なメッシュケーブルを採用しています。無線版として【Aerox 5 Wireless 】があります。
【Pulsefire Haste】HyperX

形状 | 左右対称(右手用) |
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サイズと重量 | 124.2 x 66.8 x 38.2mm(DxWxH) 59g |
センサー | 光学 PMW3335 |
トラッキング解像度 | 200~16000dpi |
レポートレート | 1000Hz |
メインスイッチ | TTC Golden防塵マイクロスイッチ(6000万回耐久) |
ボタン数 | 6ボタン |
オンボードメモリ | 1プロファイル |
発売日 | 2021年2月1日 2022年4月11日 (ブラック・レッド / ホワイト・ピンク) |
ハニカム構造のマウスです。SteelSeriesに続きHyperXもハニカム構造マウスを出しました。それが【Pulsefire Haste】です。重量は【59g】、柔らかなケーブルの【HyperFlex】とハニカム構造マウスのトレンドを抑えています。左右クリックと両サイドに貼れるグリップテープと交換用のソールが付属します。カラーバリエーションとしてブラック・レッドとホワイト・ピンクがあります。また無線版として【Pulsefire Haste Wireless 】があります。


【Pulsefire Haste2】HyperX

形状 | 左右対称(右手用) |
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サイズと重量 | 124.3 x 66.8 x 38.2mm(DxWxH) 53g |
センサー | 光学 HyperX 26K Sensor |
トラッキング解像度 | 最大26000dpi |
レポートレート | 最大8000Hz |
メインスイッチ | HyperX Switch (1億回耐久) |
ボタン数 | 6ボタン |
オンボードメモリ | 1プロファイル |
発売日 | 2023年4月17日 |
【Pulsefire Haste】の後継モデルが【Pulsefire Haste2】ですが、前モデルはハニカム構造 (穴空き)のマウスでしたが今モデルは穴空きは底面のみと変更されています。重量は【53g】、レポートレートは【最大8000Hz】、ケーブルは柔らかな【HyperFlex 2】を採用とトレンドをしっかりと抑え、前モデルよりもスペックアップしたマウスに仕上がっています。
カラーバリエーションとしてホワイトがあり、無線版にPlusefire Haste2 Wireless があります。

【左右対称の操作性を重視したマウス】
左右対称のマウスは【右手・左手】の両手に対応したゲーミングマウスです。サイドボタンが両サイドにあります。誤クリック(ミスクリック)しやすいため親指側でないサイドボタン(薬指・小指側)は基本使いません。そのためボタン数は、総ボタン数から2ボタン引きます。
現在、お勧めできる有線で左右対称の操作性を重視したマウスがない状態です。
【選び方】
ここから下はゲーミングマウスの選び方について解説しています。
一般的なマウスと違いゲーミングマウスは【センサーが高性能】で【スイッチが高耐久】な物が使われています。高性能なセンサーは繊細な操作を実現しマウスポインターが飛んだりもしません。高耐久なスイッチはクリックを連打しまくってもなかなか壊れません。そしてこの2点を基本として【操作性を重視したマウス】と【ボタン数を重視したマウス (多ボタン)】の2つにゲーミングマウスは別れます。

【FPS・TPS・MOBA・RTS】などのゲームなら【操作性を重視したマウス】、MMO・MOや操作性をあまり重視しないゲームなどは【ボタン数を重視したマウス (多ボタン)】が適しています。
このページは【有線+操作性を重視したマウス】を紹介しているので、それに関する選び方を解説していきます。
【トレンドの重量と無線】
【操作性を重視したマウス】のトレンドは「軽量で無線」です。
以前はゲーミングマウスの重量は100g以上が普通でしたし、さらに重くするための錘(おもり)が付属した製品もありましたが、2014年頃からハニカム構造(蜂の巣のような穴開き)のマウスが出始めて、2018年に67gの「FinalmouseのUltralight Pro」が販売されてから人気が爆発しました。今では当たり前ですが軽い方が操作しやすいためです。下の画像は「FinalmouseのUltralight2」で、人気過ぎてプレミア化しました。

基本的に軽い方がいいですが軽すぎるのはダメである程度重さが欲しいという人もいるため何グラムが最適かは人それぞれになります。以前は100g切れば軽量の部類でしたが、現在は60g前後が軽量の主流です。軽量は操作しやすいというメリットの他に疲れにくいというメリットもあります。
有線のゲーミングマウスを紹介しているページで無線の解説をするのはなんですが、現在のゲーミングマウスの主流は無線に移っているため解説します。
無線は遅延や安定性がないためゲーミングではありえないというのが常識でしたが、コチラも2018年に出た「logicoolのPRO LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouse」がプロゲーマーが大事な試合でも使えるほどの無線性能に達したため無線の人気も爆発しました。今ではゲーミングマウスは有線ではなく無線が主流となっています。やっぱり線(ケーブル・ワイヤー)がない方が操作しやすいためです。下の画像は「logicoolのPRO LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouse」。

注意点として、Bluetoothでの無線接続はゲームには基本的に使えません。「FPS・TPS・MOBA・RTS」などのタイミングが重要かつ失敗できない操作には低遅延で安定性の高い2.4GHz帯の無線接続じゃないとダメです。 アクション性やリアルタイム性のないゲームや普段使いでしたらBluetoothでもオッケーです。「有線接続・2.4GHz帯の無線接続・Bluetoothの無線接続」のメリット・デメリットはコチラで解説しています。
無線マウスには電源が必要で【乾電池】か【専用バッテリーを搭載】の2つがあります。専用バッテリー搭載マウスはUSB接続で充電し、中には無線充電に対応したマウスもあります。
【乾電池】のサイズは単3形か単4形。乾電池の他に【充電池】も使えます。充電池のお勧めはコチラ で充電器のお勧めはコチラ。 またスペーサーを使い単4形を単3形にして軽量化するという事もできます。スペーサーについてはコチラ
ここから下は、その他のゲーミングマウス選びのポイント「形状と持ち方」、「スイッチとボタン数」、「トラッキング解像度」、「レポートレート (ポーリングレート)」、「オンボードメモリ (プロファイル数)」について解説していきます。
【形状と持ち方】
マウスの形状には【左右非対称】と【左右対称】の2つがあります。

また【左右対称】には右手用と右手左手の両手用(両利き)があります。両手用というのは左右のどちらにもサイドボタンがあるマウスです。ちなみに左右対称の3ボタンマウス (左右クリックとホイールクリックの3ボタン)も両手用になります。

ちなみに両手用で使わない方のサイドボタンには薬指や小指がかかり、ミスクリックしてしまうためボタンを無効にするのが基本です。中には使用しない方のボタンを取り外せるマウスもあります。
左右非対称のマウスはほぼ右手用のマウスになります。 左右非対称で左手用のマウスは非常に少なく発売されてもすぐに終息 (生産終了)する事が多いです。そのため左利きの人は両手用のマウスを使うか、左利きだがマウスは右手で使うという感じになっています。
下の画像はマウスの形状3種の画像。どれもZOWIEのマウスです。

ゲーミングマウスに2つの形状がある理由は持ち方が関わってきます。
ゲーミングマウスの持ち方は【Palm Grip (かぶせ持ち)】【Claw Grip (つかみ持ち)】【Fingertip Grip (つまみ持ち)】の3つに大きく分かれます。【つかみ】と【つまみ】が1文字違いで分かりにくいため英語表記を使用します。

上の画像はSteelSeriesのSensei Tenの製品ページ での3つの持ち方を横から見たイメージ画像。そして下の画像は各持ち方での【指・手のひら】と【マウス】が接地する部分を赤く塗ったイメージ画像(マウスの画像は上から見た図でサイドの親指・薬指・小指の接地部分は描かれていません)。

各持ち方について、まとめたのが下記になります。
【特徴】
・手全体を使いマウスをホールド。
・手首支点・肘支点・肩支点でマウスを動かす。
【メリット】
・自然な持ち方のため疲れにくい。
・サイドボタンが押しやすく、ホイール操作もしやすい。
・ミスクリックをしにくい。
・手全体を使ってホールドしているため安定感がある。
【デメリット】
・素早くクリックしにくい。
・手汗がかきやすい。
・微調整しにくい。
【特徴】
・指と手のひらの6点でマウスをホールド。
・手首支点・肘支点・肩支点でマウスを動かす。また指の運動のみでもマウスを少し動かせる。
【メリット】
・素早くクリックできる。
・微調整しやすい。
・指と手のひらの6点ホールドなため安定感がそこそこある。
【デメリット】
・疲れやすい。
・疲れやすいため操作精度を長時間維持しにくい。
・指を立てているためミスクリックしやすい。
・サイドボタンが少し押しにくく、ホイール操作も少ししにくい。
【特徴】
・指のみの5点でマウスをホールド。
・手首支点・肘支点・肩支点でマウスを動かす。また指の運動のみでもマウスを動かせる。
【メリット】
・素早くクリックできる。
・最も微調整しやすい。
【デメリット】
・最も疲れやすい。
・最も疲れやすいため操作精度を長時間維持できない。
・人差し指と中指を立てている場合はミスクリックしやすい。
・サイドボタンが押しにくく、ホイール操作もしにくい。
・指のみでホールドするため指が少しズレただけで操作精度が低下する(安定感がない)。
そして持ち方により適した形状が変わってきます。下は各持ち方と、それに適したマウスの形状です。
・【Claw Grip (つかみ持ち)】は【左右対称(右手用)】or【左右対称】
・【Fingertip Grip (つまみ持ち)】も【左右対称(右手用)】or【左右対称】
※ただし、この組み合わせは一般的な傾向なので絶対ではありません。
3つの持ち方それぞれにメリット・デメリットがあり甲乙つけがたいです。こうなると、どれが良いかは個人の好みになります。どの持ち方・どの形状でもプロプレイヤーはいます。いずれにしても大切な事は自分の持ち方によって、マウスの形状を決める事です。持ちやすいは操作しやすいに直結します。
【スイッチとボタン数】
左右クリックのメインのスイッチには長年、日本のオムロン製の「マイクロスイッチ」が使用されていましたが、中国の「HUANO製」「Kailh製」「TTC製」「ChangFeng製」などのスイッチの性能が良くなったのとコストダウンができるため使用されるようになっています。
最近ではチャタリング(※)を起こさず高耐久な「光学スイッチ」が使用され始めました。上位グレードのゲーミングマウスに採用されています。
メインスイッチ以外のサイドボタンなどには「タクタイルスイッチ」が使われる事が多いです。下の画像は左が「マイクロスイッチ」で、右が「タクタイルスイッチ」。

ボタンの数についてですが、操作性を重視したゲーミングマウスではボタン数は【5~6ボタン】までが主流です。多くのボタンがあると便利ですが多ボタンのマウスのボタンは【指を大きく曲げたり・ぴーんと伸ばさないと押せない】位置にあるため、そういったボタンを押す瞬間は非常に操作精度が下がります。
ゲーミングマウスでは「多ボタン」と「操作精度」は相容れない物なので、操作性を重視するゲーミングマウスでは操作精度を取りボタンの数は【5~6ボタン】となります。またボタンを増やすとその分の部品が増えるため重量が重くなってしまう、というのも【5~6ボタン】に収まる理由の1つです。
【トラッキング解像度】

単位は【DPI】(Dots Per Inch)又は【CPI】(Counts Per Inch)になります。単位は違っても結果はどちらも同じでDPI=CPIとしてオッケーです(400dpi=400cpi)。メーカーによって呼び方が違うという事です。
マウスを動かしたらマウスポインターが追従して動きますが、そのマウスポインター(ゲームのFPSやTPSなら視点)をどれだけ動かすか?を決める部分です。数値が大きい方がマウスポインターの移動距離も大きくなります。
例えば【400dpi】と【800dpi】に設定したマウスでは、マウスを同じ距離だけ動かしても、DPIの設定が違うためマウスポインターは【800dpi】に設定した方が大きく動きます。この数値をゲーミングマウスなら細かく設定できるため、自分にとってちょうどよい設定が可能となります。
マウスの動く距離の設定はトラッキング解像度の他に、「WindowsなどのOS上の設定」や「ゲームだとゲーム内の設定」でも変更できます。ちなみにマウスポインター (視点)の設定が【低いとローセンシ】【高いとハイセンシ】【中間だとミドルセンシ】と言います。ゲーミングマウスの設定についての解説はコチラのページ。
現在のほとんどのゲーミングマウスは「1万以上のDPI」に対応したセンサーを搭載し10dpiや50dpi刻みで設定できたりする製品ばかりで、性能は十分なためセンサー(トラッキング解像度)は購入時にそこまで気にしなくてもいいです。
【レポートレート (ポーリングレート)】
単位は【Hz】(hertz / ヘルツ)
マウスの操作は【マウスを動かすとセンサーがデータとして検出➡︎パソコンに検出したデータを送る➡︎マウスポインターが動く】というのが一連の動作ですが、検出したデータの送信をどのぐらいの頻度で行うか?がレポートレートになります。ポーリングレートとも呼ばれます。
125Hzだと1秒間に125回パソコンに送信、500Hzだと1秒間に500回パソコンに送信という事になり、数値が大きいほど低遅延でスムーズにマウスポインターの操作が行えます。ゲーミングマウスでは【125Hz / 250Hz / 500Hz / 1000Hz】の4段階で設定できる物が多いです。一般マウスだと1つの設定の固定が多く、あまり気にしない項目になります。
最近の上位のゲーミングマウスだと【2000Hz・4000Hz・8000Hz】という製品も出てきています。数値が高いほど低遅延になりレスポンスが上がります。 が、4000Hzや8000Hzは電池の減りが早くなります。 有線だと関係ないですが無線だと充電の頻度が上がります。
また4000Hzなどに対応していないゲームだと変な挙動を起こす事があるため、その場合は1000Hzなどに下げます。ゲームが4000Hzなどに対応するアップデートをすれば使用可能となります。あと最近のゲーミングPCなら大丈夫ですがCPUが非力で4000HzなどにするとCPU負荷が増えてフレームレートが低下したりするのにも注意。
数値が高い方がいいですがレポートレートが購入目的の第一にはならないと思います。8000Hzは「エイム力」への影響は少ないです。レスポンスはよくなりますが「ピタっと合わせられるかは」別問題なので。
購入したマウスのレポートレートを最高設定にして使ってみて問題ないなら設定はそのままで、問題ありなら1000Hzにする感じです。ゲーミングマウスの設定についての解説はコチラのページ。
【オンボードメモリ (プロファイル数)】
マウスの内部に記録装置があり、そこに設定を保存する事ができるのがオンボードメモリです。どのマウスにもオンボードメモリは搭載されていますが大容量のオンボードメモリが搭載されていると複数の設定(プロファイル)を記録でき、プロファイルを変更するだけでサイドボタンなどに割り獲てている機能を変更する事ができます。
Aのゲームではプロファイル1を、Bのゲームではプロファイル2を、普段使いはプロファイル3をなどと切り替えられます。利点は素早く切り替えられる点の他に、他のパソコンに接続した時でもマウスに保存されているので設定を適用できる点です。
【ゲームや用途によって使い分ける】
長年パソコンゲームをプレイし色々なジャンルのゲームに手を出すと自ずと【マウス複数台持ち】に到達します。これはもうコアゲーマーあるあるです。【FPS・MOBA用】+【MMO用】の2台や、【ゲーム用】+【普段使い用】の2台などです。
組み合わせは人それぞれですが、当サイトで言う【操作性を重視したマウス】と【ボタン数の多いマウス】の2台持ちになると思います。メーカーを揃えると設定するアプリを1つに統一できるため管理がしやすいです。
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