ゲーミングモニターの選び方
更新日 | 公開日 2020年9月1日
このページは自分に適したゲーミングモニターの選び方を解説したページです。 選び方ではなくモニターのパネルや機能などについて知りたい方はスペックの見方【モニター (ディスプレイ)】 のページへ。
【選び方】
ゲーミングモニター選びで重要なポイントは【リフレッシュレート】【モーションブラー軽減】【同期技術】【液晶パネルの種類】【画面解像度】【画面サイズ】の6点。
もちろん【HDR機能は欲しい】【90度回転させたいのでピボット機能は必須】【スピーカー付きやUSBハブがないとダメ】など、上の6点以外にも人それぞれマストなポイントはあると思いますので、その辺は上記6点にプラスして選んで下さい。
◆リフレッシュレート
144Hz以上の高リフレッシュレートは視認性向上につながります。ただし動きの速いアクションゲームでないと効果がないため、非アクションゲームなら60Hz~75Hzでも問題ありません。
◆モーションブラー軽減
残像を減少させるのがモーションブラー軽減機能。アクションゲームでは便利な機能ですが、フリッカーフリーをオフにするため個人差はありますが目が疲れやすくなります。これも非アクションゲームなら要りません。
◆同期技術
テアリングを防止します。ただしゲームプレイで必ずテアリングが起こるとは限りませんし、ゲームによって出たり出なかったり、同じゲームでも出る場面と出ない場面があったりするため利用しない場合もあります。また高リフレッシュレートだとテアリングは起きにくいため同期技術は基本的に使用しません。また非アクションゲームだと使用しているGPUやモニターに関係なく実行できる【V-Sync】や【Fast Sync】を利用するのも普通にあります。
◆液晶パネルの種類
TNパネルは残像が少ない。IPSパネルは発色が良く、VAパネルは黒の表現力が高く、有機EL (OLED)は発色が良く黒の表現力が非常に高いです。アクションゲームならTNパネル、非アクションゲームならIPSパネルかVAパネルが有機ELが基本ですが、IPSパネル・VAパネル・有機ELもアクションゲームに使えなくはないです (FPSやMOBAの対戦ゲームでガチらないならアリという感じ)。
◆画面解像度
解像度が高いと高画質になる傾向。またゲーム画面を広く使える場合もあります(FHDとWQHDではフィールドの表示や表示させる事のできるUIの数などが違ってくるゲームもある)。ただし高リフレッシュレートと高解像度を両立するにはハイスペックなパソコンが必要。
◆画面サイズ
24インチだと視線移動が少なくてすむ。27インチも比較的、視線移動が少ない。32インチ以上やウルトラワイドは没入感が増す。
そして上記の重要ポイントを、どう選んでいくかは主にプレイしているゲームのジャンルによって決まり、【視認性重視】【視認性と画質の両方を重視】【没入感や表示できるUIの数を重視】に分かれます。
主にプレイするゲームが【FPS・TPS・MOBA・RTSなどの対戦ゲームやコープ(協力)ゲーム】。具体的なゲームタイトルは【【Counter-Strike2】【VALORANT】【R6S】【Overwatch2】【Apex Legends】【Fortnite】【PUBG】【Call of Duty】【Battlefield】【Destiny 2】【Division 2】【LoL】【DOTA 2】【Starcraft 2】などなど】。これらのゲームでは視認性が大切なので以下のようなモニターが向いています。
以下のリンク先のTNパネル・IPSパネル・有機ELのモニターが【視認性重視】のお勧めモニターとなります。解像度とリフレッシュレートで分けています。
対戦アクションゲームやコープ(協力)ゲームなどもプレイするが【ガチ勢ではなくエンジョイ勢】。その他にも【ソロゲーム】もプレイするし、【非アクションの対戦ゲームやコープ・ソロゲーム】もプレイする。また【動画】も見る。このような方には視認性と画質の両方を備えた以下のようなモニターが向いています。
以下のリンク先のIPSパネル・VAパネル・有機ELのモニターが【視認性と画質の両方を重視】したお勧めのモニターとなります。解像度とリフレッシュレートで分けています。
主にプレイするゲームは【コープやソロのアクションゲーム・非アクションゲーム】。特に没入感が欲しい、車を運転する【レースゲーム】【トラック・シミュレーター】、飛行機を操縦する【フライト・シミュレーター】や、たくさんのUIを表示させたい【MMO】などのゲームに適しています。あと【動画】も見る。
以下のリンク先のIPSパネル・VAパネル・有機ELのモニターが【没入感や表示できるUIの数を重視】のお勧めモニターとなります。解像度とリフレッシュレートで分けています。