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おすすめのゲーミングモニター
【WQHD 360Hz~480Hz】
2025年8月版 6選
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更新日 | 公開日 2020年9月1日

WQHD 360Hzのトップ画像

このページでは解像度が【WQHD(2560 x 1440)】でリフレッシュレートが【360Hz、480Hz】のお勧めのゲーミングモニターを紹介しています。【2025年8月版】になります。360Hz以上のスペックを活かすには、それ相応のハイスペックなパソコンが必要になります。

WQHD・360Hz以上は【色々なゲームをプレイするので視認性も画質もそこそこのモニターが欲しい人】に向いているモニターになります。詳しくは下の方にある選び方の項目で解説しています。

目次
  1. 簡易スペック (掲載製品の目次)
    1. 有機EL (OLED)パネル・480Hz
    2. 有機EL (OLED)パネル・360Hz
    3. IPSパネル・360Hz
  2. 選び方
    1. トレンド
    2. ポイント
  3. 関連ページ

【簡易スペック表 (掲載製品の目次)】

値段は変動しますし、主要ECサイト(ショッピングサイト)のおおよその値段を掲載しているだけなため、実際の値段は各製品のリンク先で確認して下さい。

表の略語。【Hz=リフレッシュレート】【同期=垂直同期】【FS=FreeSync】【VAS=VESA Adaptive-Sync】【GS=G-SYNC】【GSC=G-SYNC Compatible】【H-VRR=HDMI2.1のVRR】【MBR=モーションブラー軽減】

【有機EL (OLED)パネル・500前後のモニター】
製品名
(メーカー)
サイズ
形状
Hz
同期
応答速度
MBR
映像端子値段
PG27AQDP
(ASUS)
26.5
平面
480
FS VAS GSC
0.03ms(GtG)
HDMIx2
DPx1
144,500円
INZONE M10S
(SONY)
27
平面
480
VAS GSC H-VRR
0.03ms(GtG)
HDMIx2
DPx1
159,000円

【有機EL (OLED)パネル・360Hzのモニター】
製品名
(メーカー)
サイズ
形状
Hz
同期
応答速度
MBR
映像端子値段
AW2725DF
(DELL)
26.7
平面
360
FS VAS
0.03ms(GtG)
HDMIx1
DPx2
100,000円
MAG 271QPX
(MSI)
26.5
平面
360
VAS
0.03ms(GtG)
HDMIx2
DPx1
USB-Cx1
105,000円
(※)
MPG 271QRX
(MSI)
26.5
平面
360
VAS
0.03ms(GtG)
HDMIx2
DPx1
USB-Cx1
135,000円

2025年8月1日現在、※印の製品が品薄です。


【IPSパネル・360Hzのモニター】
製品名
(メーカー)
サイズ
形状
Hz
同期
応答速度
MBR
映像端子値段
PG27AQN
(ASUS)
27
平面
360
GS
1ms(GtG)
?
HDMIx3
DPx1
123,000円
(※)

2025年8月1日現在、※印の製品が品薄で値段が上がっています。掲載している値段は値上る前の値段です。

【有機EL (OLED)・500Hz前後】

WQHD・有機EL(OLED)で500Hz前後は色々なゲーム(対戦ゲーム・コープ(協力)ゲーム・ソロゲーム、アクション・非アクション)をプレイするコアゲーマーの人にお勧めのゲーミングモニターです。有機ELですので動画視聴にも向いています。下位版として「360Hz前後」、「240Hz前後↗️」があります。

有機ELは「発色はIPSより良く・コントラスト(明暗の表現力)もVAより良く」と液晶を超えた物ですが、焼き付きの問題があります (だいぶ軽減はされています)。

【PG27AQDP】ASUS

PG27AQDPの画像
画面サイズ / 解像度 / パネルの種類26.5 / WQHD (2560x1440) / 有機EL
表面処理 / 形状非光沢 / 平面モニター
リフレッシュレート / 同期技術480Hz / FreeSync Premium
VESA Adaptive-Sync
G-SYNC Compatible
応答速度 / モーションブラー軽減0.03ms (GtG) / ⭕
輝度 / コントラスト比(静的) / HDR450nit(標準)・1300nit(HDRピーク)
1,500,000:1
⭕(DisplayHDR True Black 400)
色域 / 表示色sRGB 130%
約10億7000万色 (10bit)
ピボット / OSDの操作方法⭕ / 本体+アプリで操作
映像端子HDMI(2.1)x2・DP(2.1)x1
その他の端子 / スピーカーUSB-A(5Gbps)x2・音声出力(3.5mm)x1
本体サイズ(WxHxD) / 重量約605 x 548 x 274mm
6.2kg(スタンド含む) 3.5kg(スタンドなし)
付属ケーブルHDMI / DP / USB / 電源 / ACアダプター
発売日2024年11月1日

有機ELでリフレッシュレートが480Hzのモンスターモニターが【PG27AQDP】になります。日本市場ではSONYの【INZONE M10S】の方が発売が早かったですが、世界市場では【PG27AQDP】の方が早かったです。

画面の周辺を黒枠にして「24.5インチ相当」の画面サイズを再現したモードと、アスペクト比「4:3」にしたモードがあります (24.5インチ相当は【INZONE M10S】と同じような機能)。ゲームプレイをサポートしてくれる「AIアシスタント」搭載。またカスタムヒートシンク搭載と「ASUS有機ELケア+」で画面の焼付きを減少させます。

モーションブラー軽減機能として【ELMB (Extreme Low Motion Blur)】を搭載。【HDR 10】(DisplayHDR True Black 400)対応、【10bitカラー】対応、HDMI端子が2つあります。USBハブ搭載。

【INZONE M10S】SONY

INZONE M10Sの画像
画面サイズ / 解像度 / パネルの種類27 / WQHD (2560x1440) / 有機EL
表面処理 / 形状非光沢 / 平面モニター
リフレッシュレート / 同期技術480Hz / VESA Adaptive-Sync
G-SYNC Compatible
HDMI2.1のVRR
応答速度 / モーションブラー軽減0.03ms (GtG) / ❌
輝度 / コントラスト比(静的) / HDR1300nit(HDRピーク) / 1,500,000:1
⭕(DisplayHDR True Black 400)
色域 / 表示色DCI-P3カバー率 98.5%
約10億7000万色 (10bit)
ピボット / OSDの操作方法❌ / 本体+アプリで操作
映像端子HDMI(2.1)x2・DP(2.1)x1
その他の端子 / スピーカーUSB-A(5Gbps)x2・音声出力(3.5mm)x1
本体サイズ(WxHxD) / 重量約604 x 504 x 197mm
約6.2kg(スタンド含む) 約4.2kg(スタンドなし)
付属ケーブルDP / 電源 / ACアダプター
発売日2024年10月25日

有機ELでリフレッシュレートが480Hzのモンスターモニターが【INZONE M10S】になります。FHDで500Hz前後が出て1年あまりでWQHDで480Hzが出るのは思ったよりも早かった印象です。しかも有機ELで (FHDの方はTNパネルとIPSパネルの液晶)。

有機ELと480Hzの他の特徴として「FPS Proモード・FPS Pro+モード」と「24.5インチモード」があります。「FPS Proモード」はTNパネルの画質を再現するモードでTNパネルに慣れた人向け、「FPS Pro+モード」は彩度を抑え・キャラの輪郭を強調・輝度やコントラストを調整する事でFPSゲームにおいて視認性を高めたモード。

「24.5インチモード」は画面の周辺を黒枠にして24.5インチ相当の画面サイズにするモード (27インチでは大きいと感じる人用)。画面を映す場所を中央 (上下左右に黒枠)か下部 (上と左右に黒枠)の2つのパターンから選べます。

【HDR 10】(DisplayHDR True Black 400)対応、【10bitカラー】対応、HDMI端子が2つあります。USBハブ搭載。アルミパネルやカスタムヒートシンクで効率よく排熱されて焼付きを低減させています。国内メーカー品。

【有機EL (OLED)・360Hz前後】

WQHD・有機EL(OLED)で360Hz前後は色々なゲーム(対戦ゲーム・コープ(協力)ゲーム・ソロゲーム、アクション・非アクション)をプレイするコアゲーマーの人にお勧めのゲーミングモニターです。有機ELですので動画視聴にも向いています。下位版として「240Hz前後↗️」、上位版として「480Hz」があります。

有機ELは「発色はIPSより良く・コントラスト(明暗の表現力)もVAより良く」と液晶を超えた物ですが、焼き付きの問題があります (だいぶ軽減はされています)。

【AW2725DF】DELL

AW2725DFの画像
画面サイズ / 解像度 / パネルの種類26.7 / WQHD (2560x1440) / 有機EL
量子ドット
表面処理 / 形状非光沢 / 平面モニター
リフレッシュレート / 同期技術360Hz (DP)・144Hz (HDMI)
FreeSync Premium Pro
VESA Adaptive-Sync
応答速度 / モーションブラー軽減0.03ms (GtG) / ❌
輝度 / コントラスト比(静的) / HDR250nit(標準)・450nit(HDR)
1000nit(HDRピーク) / 1,500,000:1
⭕(DisplayHDR True Black 400)
色域 / 表示色DCI-P3カバー率 99.3%
約10億7000万色
ピボット / OSDの操作方法⭕ / 本体で操作
映像端子HDMI(2.1)x1・DP(1.4)x2
その他の端子 / スピーカーUSB-A(5Gbps)x3・USB-C (5Gbps)x1 / ❌
本体サイズ(WxHxD) / 重量609.11 x 406.20~516.20 x 243.69mm
6.7kg(スタンド含む) 4.3kg(スタンドなし)
付属ケーブル【DP】【USB-C to DP】【USB】【電源】
発売日2024年2月24日

WQHD・360Hz・有機ELというハイエンドのゲーミングモニターが【AW2725DF】になります。色が鮮やかになる量子ドット技術採用、【HDR 10】(DisplayHDR True Black 400)対応。映像端子はHDMIは1つでDisplayPortが2つです。USB-Aが3ポート、USB-Cが1ポートの計4ポートのUSBハブ搭載。360HzはDisplayPort接続時のみの点には注意。

DELL公式サイトでは5~30%値引きされている時があります。

【MAG 271QPX】MSI

271QPXの画像
画面サイズ / 解像度 / パネルの種類26.5 / WQHD (2560x1440) / 有機EL
量子ドット
表面処理 / 形状半光沢 / 平面モニター
リフレッシュレート / 同期技術360Hz / VESA Adaptive-Sync
応答速度 / モーションブラー軽減0.03ms (GtG) / ❌
輝度 / コントラスト比(静的) / HDR250nit(標準)・1000nit(HDRピーク)
1,500,000:1
⭕(DisplayHDR True Black 400)
色域 / 表示色sRGBカバー率 100%
AdobeRGBカバー率 98%
DCI-P3カバー率 99.1%
約10億7000万色
ピボット / OSDの操作方法⭕ / 本体+アプリで操作
映像端子HDMI(2.1)x2・DP(1.4)x1
USB-C(DP Alt mode)x1
その他の端子 / スピーカー音声出力(3.5mm)x1 / ❌
本体サイズ(WxHxD) / 重量約609 x 416 x 242mm
約8kg
付属ケーブル【HDMI】【電源】
発売日2024年3月21日

WQHD・360Hz・有機ELというハイエンドのゲーミングモニターが【MAG 271QPX】になります。色が鮮やかになる量子ドット技術採用、【HDR 10】(DisplayHDR True Black 400)対応。HDMI端子が2つあります。

【MPG 271QRX】MSI

271QRXの画像
画面サイズ / 解像度 / パネルの種類26.5 / WQHD (2560x1440) / 有機EL
表面処理 / 形状半光沢 / 平面モニター
リフレッシュレート / 同期技術360Hz / VESA Adaptive-Sync
応答速度 / モーションブラー軽減0.03ms (GtG) / ❌
輝度 / コントラスト比(静的) / HDR250nit(標準)・1000nit(HDRピーク)
1,500,000:1
⭕(DisplayHDR True Black 400)
色域 / 表示色sRGBカバー率 100%
AdobeRGBカバー率 98%
DCI-P3カバー率 99%
約10億7000万色
ピボット / OSDの操作方法⭕ / 本体+アプリで操作
映像端子HDMI(2.1)x2・DP(1.4)x1
USB-C(DP Alt mode)x1
その他の端子 / スピーカーUSB-A2.0x2・音声出力(3.5mm)x1 / ❌
本体サイズ(WxHxD) / 重量約609 x 422 x 242mm
約8.3kg
付属ケーブル【HDMI】【USB-A to B】【電源】
発売日2024年3月21日

WQHD・360Hz・有機ELというハイエンドのゲーミングモニターで【MPG 271QPX】の機能拡張版が【271QRX】になります (一文字しか違わずPとRなので非常に分かりにくい)。

違いは「90W給電のUSB-PDに対応」「KVM機能↗️をカバーしたUSBハブを搭載」「USBケーブルが付属」「背面のロゴが光る」など。

【IPSパネル・360Hz前後】

WQHD・IPSパネルで360Hz前後は色々なゲーム(対戦ゲーム・コープ(協力)ゲーム・ソロゲーム、アクション・非アクション)をプレイするコアゲーマーの人にお勧めのゲーミングモニターです。動画視聴にも向いています。下位版として「240Hz前後↗️」、「165Hz前後↗️」があります。

【PG27AQN】ASUS

PG27AQNの画像
画面サイズ / 解像度 / パネルの種類27 / WQHD (2560x1440) / Ultrafast IPS
表面処理 / 形状非光沢 / 平面モニター
リフレッシュレート / 同期技術360Hz (DP)・144Hz (HDMI)
G-SYNC
応答速度 / モーションブラー軽減1ms (GtG) / ⭕
輝度 / コントラスト比(静的) / HDR400nit(標準)・600nit(HDR)
1000:1 / ⭕(DisplayHDR 600)
色域 / 表示色sRGB 135%・DCI-P3 98%
約1677万色
ピボット / OSDの操作方法⭕ / 本体で操作
映像端子HDMI(2.0)x3・DP(1.4)x1
その他の端子 / スピーカーUSB-A(5Gbps)x2・音声(3.5mm)x1 / ❌
本体サイズ(WxHxD) / 重量614 x 408~508 x 255mm
8.4kg(スタンド含む)・4.8kg(スタンドなし)
付属ケーブルHDMI / DP / USB / 電源 / ACアダプター
発売日2022年11月18日

【PG27AQN】WQHD (2560x1440)で360Hzという新カテゴリーのハイエンド・ゲーミングモニターになります。 同期技術は【G-SYNC】に対応し、【HDR10】(DisplayHDR 600)にも対応。2ポートのUSBハブを搭載していて「NVIDIA Reflex Analyzer」をサポートしています (モニターのUSBハブにマウスを接続すると入力遅延を低減してくれます)。

ASUSの定番モーションブラー軽減機能「ELMB」は非対応っぽいですが、【G-SYNC Esports】というモードがあり有効にすると、おそらく【ULMB (Ultra Low Motion Blur)】(G-SYNCのモーションブラー軽減機能)がオンになると思われます。360HzはDisplayPort接続時のみの点には注意。また360Hzのスペックを活かすには、それ相応のハイスペックなパソコンが必要になります。



【選び方】

ここから下はゲーミングモニターの選び方について解説します。ゲーミングモニターの近年の動向の「トレンド」と、選ぶ方の「ポイント」に分けています。

モニターのスペックの見方や用語が知りたい場合はスペックの見方【モニター (ディスプレイ)】↗️のページへ。

【トレンド】

◆概要
パネルはOLEDの製品がドンドン増えています。リフレッシュレートは順調に向上し600Hzも出てきました。解像度はゲーミングモニターでは4KやSU-WQHDが最大サイズ。新しい物として「1台2役の機能」が出てきました。「〇〇インチモード」と「デュアル解像度(リフレッシュレート)」の2つ。また以前からあった「KVM機能」も1台2役な機能の1つ。

◆パネル
TNパネルは依然としてアクション性のある対戦ゲームで人気。
IPSパネルは最も普及していて1番人気。バランスがいいです。
VAパネルは応答速度の速いパネルも出てきましたがゲーミングでは局面モニターが多いので人を選びます。
有機EL(OLED)はスマホやテレビで採用されて認知度が上がり人気が出始めています。性能は液晶パネルの上位版になりますが、パソコンは同じUIをずっと表示される事が多いため焼付きを嫌って敬遠する人もいます。ただ焼付きを軽減する技術も色々と出てきてカナリ軽減はされています。

◆リフレッシュレート
165Hz前後が1番人気ですが360Hz前後や500Hz前後も売れています。通常は165Hzあれば十分です。もうちょい欲しい人は240Hz前後。視認性重視なら360Hz以上。

◆解像度
依然としてFHDが1番人気ですが、WQHDも4Kも人気です。予算と用途によって選ぶ感じ。ウルトラワイドは人を選びます。

◆HDR
ミドルからハイエンドのモニターでは、だいたい対応しています。HDRをシッカリと実感するには「DisplayHDR 600以上のモニター」がいいです。

◆〇〇インチモード
27インチや32インチなどの中型サイズ以上のモニターで画面の周辺などを黒くして24.5インチ相当や27インチ相当で表示する機能。一目で画面全体を把握したい対戦ゲーム時に有効。普段は27インチや32インチで映し、対戦ゲームは24.5インチモードや27インチモードにする事ができ1台で2役をこなせます。

◆デュアル解像度(リフレッシュレート)
非アクションゲームは「4K・160Hz」で、対戦ゲームやアクションゲームは「FHD・320Hz」でプレイという事が可能。コチラも1台2役の機能。

【ポイント】

ゲーミングモニター選びで重要なポイントは【リフレッシュレート】、【応答速度とモーションブラー軽減機能】、【同期技術】、【HDR】、【パネルの種類】、【画面解像度】、【画面サイズ】の7点。

その他にも【スタンドの性能】(高さ調節や90度回転のピボット対応かどうか)、【スピーカーの有無】、【USBハブやKVMに対応かどうか】など、上記の7点以外にも人それぞれマストなポイントはあると思いますので、その辺は上記7点にプラスして選んで下さい。 ただしスタンドは単体のモニタースタンドやモニターアームを利用する、スピーカー、USBハブ、KVMは単体の物を利用するという代替案はあります。

※各項目のリンク先は、スペックの見方【モニター】↗️ページでの解説へ飛びます。各項目をより詳しく解説しています。

リフレッシュレート↗️
144Hz以上の高リフレッシュレートは視認性向上につながります。 さらに「240Hz・360Hz・480Hz」とスペックが上がるとより視認性が向上します。ただし動きの速いアクションゲームでないと効果がないため、非アクションゲームばかりするなら60Hzでも問題ありません。

ちなみに「Switch2は4K・60Hz、FHDとWQHDは120Hz」に、「PS5はFHD・WQHD・4K全て120Hz」に対応しているので、Switch2やPS5で動きの早いアクションゲールをするなら144Hzなどのモニターを選ぶといいでしょう。
応答速度↗️と、モーションブラー軽減機能↗️
FPSやMOBAなどで高速な画面移動や切替、180度ターンなどをすると応答速度の低いモニターでは残像が発生し視認性が悪くなります。 画面移動してすぐに相手に狙いを定めアクションをする場合に残像があると視認性が悪いので即座に狙いを定められず不利になります。ですのでFPSやMOBAなどのゲームでは応答速度の低いモニターが適しています。

ただし応答速度にはいくつか種類があり分かりづらくなっています。が当サイトでお勧めしているモニターなら大丈夫です。

モーションブラー軽減機能は残像感を軽減する機能です。 黒挿入と呼ばれる事もあります。FPSやMOBAなどの視認性が重要なゲームで便利な機能ですがフリッカーフリーをオフにするため個人差はありますが目が疲れやすくなります。応答速度とモーションブラー軽減機能は非アクションゲームなら要りません。
同期技術↗️
テアリング(画面ズレ)を防止します。 ただしゲームプレイで必ずテアリングが起こるとは限りませんし、ゲームによって出たり出なかったり、同じゲームでも出る場面と出ない場面があったりするため利用しない場合もあります。また高リフレッシュレートだとテアリングは起きにくいため同期技術は基本的に使用しなくなりますし、遅延があるため視認性を重視するユーザーはオフにします。

さらにGPUやモニターに関係なく実行できる【V-Sync】や【Fast Sync】を利用してテアリングを防止するのも普通にあるため現在では優先度は低い機能となっています。
HDR↗️
HDRはダイナミックレンジ (明暗の比)を従来のSDRより高めた技術で「白飛び」や「黒潰れ」を防止し、明暗の差が激しい画像でもハッキリと見えるようになります。 視認性の向上にもなりますしムービーシーンなどの絵が綺麗になります。動画視聴にも威力を発揮します。HDRを実感するのは「DisplayHDR 600」以上のモニターになります。「DisplayHDR 400」だと感じづらい。
液晶パネルの種類↗️と、有機EL (OLED)↗️
液晶モニターのパネルには「TNパネル・IPSパネル・VAパネル」の3種類があり「TNパネルは残像が少なく」、「IPSパネルは発色が良く」、「VAパネルは黒の表現力が高い」です。また有機EL (OLED)モニターは発色が良く黒の表現力が非常に高いですが焼付きの懸念はあります (ただカナリ軽減はされています)。FPSやMOBAなどの視認性が重要なゲームをガチでやる人はTNパネル、それ以外の人はIPSパネル、VAパネル、有機ELのどれかになります。
画面解像度↗️
解像度が高いと高画質になる傾向です。大きく分けて「FHD・1980x1080」、「WQHD・2560x1440」、「4K・3840x2160」、「ウルトラワイド(UltraWide)は映画のスクリーンのような横長のモニター」の4つあります。数値が大きいほど高画質。またゲーム画面を広く使える場合もあります(FHDと4Kやウルトラワイドではフィールドの表示や、表示させる事のできるUIの数などが違ってくるゲームもあります)。ただし高リフレッシュレートと高解像度を両立するにはハイスペックなパソコンが必要となります。
画面サイズ↗️
24インチは視線移動が少なくてすみ、一目で画面全体を認識できるためFPSやMOBAなどに向いています。32インチ以上やウルトラワイドは没入感が増しゲームプレイの満足度が向上します。ムービーシーンなども映画を見ているかのようになります。27インチは24と32の中間で、一目での視認性もそこそこあり没入感もそこそこあります。21インチなどの小型サイズは現在、製品数が非常に少ない状況になっています。

そして上記の重要ポイントを、どう選んでいくかは主にプレイしているゲームのジャンルによって決まり、【視認性重視】、【そこそこの視認性と画質の両方を重視】の2つに分かれます。

【視認性重視】

主にプレイするゲームが【FPS・TPS・MOBA・RTS・格闘ゲームなどの対戦ゲームやコープ(協力)ゲーム】。具体的なゲームタイトルは【【Counter-Strike2】【VALORANT】【SIEGE X】【Overwatch2】【Apex Legends】【Fortnite】【PUBG】【Call of Duty】【Battlefield】【Destiny 2】【Division 2】【LoL】【DOTA 2】【Starcraft 2】などなど】。これらのゲームでは視認性が大切なので以下のようなモニターが向いています。

【240Hz以上の高リフレッシュレート】【モーションブラー軽減機能は好み】【同期技術は基本的にオフにするため必要度は低い】【液晶パネルはTNパネル】【解像度はFHD】【24インチ(主流)、もしくは27インチ】

以下のカテゴリーでTNパネルのゲーミングモニターが該当します。各ページへは下の方にある関連ページからいけます。

FHD 165Hz前後現在では少しリフレッシュレートが
低く感じますが値段が安いので人気。
入門用としても最適です。
FHD 240Hz前後性能と値段が釣り合っていてお勧めです。
FHD 360Hz以上値段は高いが性能を重視する人向け。
【そこそこの視認性と画質の両方を重視】

対戦アクションゲームやコープ(協力)ゲームなどもプレイするが【ガチ勢ではなくエンジョイ勢】。その他にも【ソロゲーム】もプレイするし、【非アクションの対戦ゲームやコープ・ソロゲーム】もプレイする。また【動画】も見るという大多数のゲーマーには「そこそこの視認性と画質の両方を備えた」以下のモニターが向いています

【高リフレッシュレート】【モーションブラー軽減機能は好み】【同期技術を使う場合あり】【IPSパネルは色重視、VAパネルは明暗重視、有機ELは色と明暗の両方を重視】【解像度は好み】【モニターサイズも好み】

以下のカテゴリーでIPSパネル、VAパネル、有機ELのゲーミングモニターが該当します。リフレッシュレートが上がると視認性も重視する感じで、解像度が上がると画質に加えて臨場感や画面の広さを重視する感じになります。各ページへは下の方にある関連ページからいけます。

FHD 165Hz前後画質。
FHD 240Hz前後視認性と画質。
FHD 360Hz以上視認性と画質。
WQHD 165Hz前後画質+臨場感。
WQHD 240Hz前後視認性と画質+臨場感。
WQHD 360Hz以上
(閲覧中のページ)
視認性と画質+臨場感。
4K 165Hz前後画質+臨場感+没入感+画面の広さ。
4K 240Hz前後視認性と画質+臨場感+没入感+画面の広さ。
UltraWide 144Hz以上画質+臨場感+没入感+画面の広さ。

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